「Midjourney」は、Midjourney社が開発・運営する、チャットアプリケーション・Discord上での画像生成サービス。スラッシュコマンド「imagine」と共に好きな英語を入力すると、60秒以内に4枚のイラストが出力されます。
さらに、出力されたイラストそれぞれを高解像度化(アップスケーリング)したり、スタイルや構図の似ている新しいイラストを出力したりすることもできます。
現在、「Midjourney」はベータ版として公開中。無料トライアルとして、約25回イラストを作成することが可能です。
今回、「KAI-YOU POP PORTAL CULTURE MEDIA」のイラストを生成してみたので、その手順を紹介します!
画像生成AIサービス「Midjourney」の使い方
1.Discordサーバーに参加する
公式サイトの「Join the beta」ボタンから、「Midjourney」のDiscordサーバーに参加します(外部リンク)。2.「#newbies」チャンネルに入る
Discordの画面左側にあるチャンネル一覧から「#newbies」チャンネルを選択します。3.「/imagine」+好きな英語を入力
Discordの画面下側にあるテキスト入力フォームにスラッシュコマンド「/imagine」を入力。サジェストされる「/imagine prompt」を選択します。「prompt」テキストフィールドに好きな英語を入力して送信。今回は、「/imagine KAI-YOU POP PORTAL CULTURE MEDIA」を入力しました。
4.画像のアップスケール、バリエーション作成
1分ほど待つと、Botが生成した4枚のイラストを1枚の画像にして返信します。この画像は、PCでは右クリックから「画像を保存」、モバイルでは画像をタップからダウンロードアイコンをタップでダウンロードすることができます。 画像の下には、2列のボタンが表示されます。上段「U1」「U2」「U3」「U4」では、4枚のイラストのうち特定の1枚の画像を高解像度化(アップスケール)できます。選択すると、約1024×1024ピクセルの画像が出力されます。
下段「V1」「V2」「V3」「V4」では、4枚のイラストのうち特定の1枚の画像をもとに、全体的なスタイルや構図の似ているバリエーションを新たに4枚生成することができます。 「U」ボタンで高解像度化した場合、さらに「Make Variation」「Upscke to Max」「Light Upscale Redo」の3つのボタンが表示されます。
「Make Variation」は、前述した「V」ボタン同様に、新しいバリエーションを作成します。「Upscale to Max」は、さらに高解像度な1664×1664ピクセルの画像が出力されます。「Light Upscale Redo」では、再び同じ解像度で出力され直されるが、ディティールが軽減されます。
なお、これらのボタンも、無料でイラストを生成できる回数の一部が使用されるので注意が必要です。残りの使用回数は、スラッシュコマンド「/info」で確認することができます。
利用規約には著作権について明記、注意が必要
生成された画像がこちら。どのイラストも、KAI-YOUのマスコットキャラクター・ハッコウくんを彷彿とさせるティールに補色となるオレンジと、いわゆる「ティールオレンジ」の色合い。抽象画が立ち並ぶ中、中でも目を引くのはやはり右上の人物画。海外発のサービスだからか、タッチは洋風になるようですが、なんで目がオレンジなの!?怖いよ!? 有料会員になれば、25枚以上画像を生成できるようになります(外部リンク)。
なお、Midjourney社は、Discordの「#rules」チャンネルで、作成されたイラストなどの著作権が同社に帰属することを明記しています。
その上で作成物をSNSなどで共有することは許可しているものの、「please consider how others might view your content(筆者訳:他の人があなたのコンテンツをどう見るかを考えてください)」と注意喚起もしています。
参考:Midjourney「Copyright and Trademark」
In this section, Paid Member shall refer to a Customer who has subscribed to the latest Phase 3 payment plan, which became available as of 5/6/22.
Rights you give to Midjourney
By using the Services, you grant to Midjourney, its successors, and assigns a perpetual, worldwide, non-exclusive, sublicensable no-charge, royalty-free, irrevocable copyright license to reproduce, prepare Derivative Works of, publicly display, publicly perform, sublicense, and distribute text, and image prompts you input into the Services, or Assets produced by the service at your direction. This license survives termination of this Agreement by any party, for any reason.
Your Rights
Subject to the above license, you own all Assets you create with the Services. This does not apply if you fall under the exceptions below.
Please note: Midjourney is an open community which allows others to use and remix your images and prompts whenever they are posted in a public setting. By default, your images are publically viewable and remixable. As described above, you grant Midjourney a license to allow this. If you purchase a private plan, you may bypass some of these public sharing defaults.
Exception 1: Non-Paid Members License Terms
If you are not a Paid Member, Midjourney grants you a license to the Assets under the Creative Commons Noncommercial 4.0 Attribution International License (the “Asset License”).
The full text is accessible as of the Effective Date here: https://creativecommons.org/licenses/by-nc/4.0/legalcode.
Exception 2: Corporate-User License Terms
If you are an employee or owner of a company with more than $1,000,000 USD a year in gross revenue, and you are using the Services to benefit your Employer or company you must purchase a corporate membership plan to use the Services or copy the Assets for your company.
Corporate membership plans involve an upfront, non-refundable deposit for up to 12 months of service. 4. Copyright and Trademark|Terms of Service|Midjourney Documentation
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