黛灰の意思を継ぐ方法
しかし引退発表に際して、黛灰さんは「あくまで俺はにじさんじ所属バーチャルライバーの黛灰としてここで活動をしてるので、俺が活動をしなくなった以上、俺はただ今までのバーチャルの世界にいる黛灰という一キャラクターに戻る」と発言した。リスナーは一キャラクターとなった「黛灰」を、ただ思い出として心の中に留めておくことしかできないのだろうか?
例えば、自分自身もバーチャルの世界を体感してみること。高価なVRヘッドセットを買ったり、自分自身が配信者になったりしなくても、スマートフォンで手軽にVRを楽しむことができるcluster(クラスター)などのプラットフォームもある。VR上の遊園地やアトラクションを体験してみるだけで、空を飛んだり宇宙に行けたりするような、VRだからこそできる非現実的な世界の面白さを十分に味わうことができる。
あるいは、バーチャルという概念の敷居をもっと低く考えてみること。Instagramで顔に犬耳がつくエフェクトだって、立派な拡張現実だ。
そういった身近なバーチャル性に気が付くことで、バーチャルが一部のガジェット好きだけのものに止まらず、広く人々を楽しませている技術であることを実感できるはずだ。
黛灰さんが配信者として掲げた目標である「身近にバーチャルを感じられる活動」の続きをつくっていくことは、リスナーたちに委ねられている。
黛灰さんのこれまでを振り返る
2
この記事どう思う?
関連リンク
1件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:5769)
「いちから」としてのにじさんじが終わりを迎えて
「えにから」としてのにじさんじが始まりを迎えた
様に感じる