スーツを着こなした端正なビジュアルと「社長」の肩書に違わず、常に誠実さと礼儀をわきまえた態度と丁寧な言葉遣いでライバーやリスナーに接する。
しかし、単に「大人びた人物」で終わらないのが加賀美ハヤトさんの魅力だ。
遊戯王や格闘ゲーム、ホビーに自ら夢中になり、ライブではアグレッシブなパフォーマンスと強烈なシャウトで観客を圧倒。それでいてリスナーを楽しませることを常に考え、自らを「娯楽としてここにある」と言い切る姿勢は、エンターテイナーとしてのプライドを感じさせる。
また、剣持刀也さん、不破湊さん、甲斐田晴さんと男性ユニット・ROF-MAOを結成し、そちらでの活躍も目覚ましい。
今回は、多彩な魅力を併せ持った加賀美ハヤトさんの動画の中から、筆者が特にお勧めしたいものを紹介する。
【加賀美ハヤト プロフィール】
誕生日:12月2日
デビュー日:2019年7月3日
ユニット:ROF-MAO
イラストレーター:冬臣
推しマーク:🏢
ハッシュタグ:配信:#加賀ミーティング/ファンアート:#加画美/ボイス感想:#カガミノボイス
目次
- 1. 加賀美ハヤト、遊戯王のためにリモコンを大量購入!?
- 2. 加賀美ハヤト、少年心をくすぐられる
- 3. 加賀美ハヤト、ゲームの物語にのめり込む
- 4. ガンダムへの加賀美ハヤトさんの深い愛
- 5. 加賀美ハヤト、オリジナルガンダムをつくってしまう
- 6. 加賀美ハヤト、初体験の「どうぶつの森」で無人島ライフをエンジョイ
- 7. 加賀美ハヤト、女子高生とアイドルマジシャンにいじられる
- 8. 加賀美ハヤト、ホラゲが怖い夜見れなを絶叫で応援!?
- 9. 加賀美ハヤト・花畑チャイカ・社築、アラサートリオが童心に返る
- 10. 加賀美ハヤト、ライバーたちに雑なモノマネをされる
- 11. 加賀美ハヤトがフルバンドセット配信で見せたロックへの愛
- 12. 加賀美ハヤトの歌への情熱、syudouも「社長がヤバかった」
- 13. 加賀美ハヤトの歌は、メタルをもエンターテイメントに昇華する
- 14. 加賀美ハヤト、コラボ曲でもシャウトが炸裂
- 15. 加賀美ハヤト、「最新の私が最高ですけどね」
- 16. 加賀美ハヤト、3周年を祝われるも「付き合ってくださっている皆様の方が凄い」
- 17. 加賀美ハヤト「WITHIN」が好きな人にはこちらもおすすめ
加賀美ハヤト、遊戯王のためにリモコンを大量購入!?
この配信で加賀美ハヤトさんが臨んだのは、古のゲームと言っても差し支えがないだろう1999年発売のPlayStation用ソフト『遊☆戯☆王 真デュエルモンスターズ 封印されし記憶』。
PlayStationは「ポケットステーション」という携帯ゲーム機と連携させて遊ぶことができたのだが、『封印されし記憶』では、なんと家電のリモコンから発せられる赤外線をポケステ経由で読み込んで遊戯王カードを入手することができた。
しかし、当時の赤外線の規格から変わってしまい、現代のリモコンは使うことができない。
そこで、加賀美ハヤトさんはその時代のリモコンをハードオフで10本購入し、片っ端からポケステにリモコンを向けてカードを入手するという力技を披露。ちなみにリモコン代だけで合計7000円、その他の付属品も購入したため合計13000円を『封印されし記憶』に費やした。
もちろん、配信が終わったらこのリモコンに使い道はない。ゲームを遊び終わったらゴミになってしまうリモコンのために13000円を費やすという、大人になったからこそできる子供の遊びを、全力で見せてくれるのが加賀美ハヤトさんその人だ。
加賀美ハヤト、少年心をくすぐられる
秘密基地のようなお姉さんの家が見えた瞬間に、「超カッコいいとこ住んでる!」「すごくいいぞ!」「この家めちゃくちゃいい!」と興奮が止まらない。
さらに家の中を案内されると、大きな観葉植物、家に置かれている仮面、スピーカーの配置に至るまで、カッコよくも不思議な家に興味津々。さながら新しいおもちゃを与えられた少年のようである。
視聴者からのアドバイスで隠しスポットに向かい、アイテムを手に入れた際は「やったー!」と素直な喜びを表現。
短い時間に、加賀美ハヤトさんの少年心が凝縮されている公式切り抜きだ。
加賀美ハヤト、ゲームの物語にのめり込む
『JUDGE EYES:死神の遺言 Remastered』では、3年前に弁護士を辞めて探偵となった主人公・八神と暴力団を中心に、複雑な物語が展開された。
アクションシーンでは時に笑い声を上げながら楽しそうにプレイする加賀美ハヤトさん。
しかし、ドラマパートでシリアスなシーンになると、眉を下げ真剣な表情を浮かべながら、物語の展開を見守る。
物語と向き合う加賀美ハヤトさんにつられ、視聴者もゲームの世界にのめり込んでしまう配信だ。
ガンダムへの加賀美ハヤトさんの深い愛
番組冒頭で加賀美ハヤトさんが企画の説明を行い、そこから本編に入るのがお決まりの流れだ。
車でロケ地を巡る撮影中、「皆さんが見たいものがあればそこに走らせていこう」とメンバーに目的地を聞く甲斐田晴さんだが、何やら加賀美ハヤトさんは行きたいところがありそうな様子。
「どこか行きたいんですか? 社長」と甲斐田晴さんが振ると、加賀美ハヤトさんは「事実を言うだけですよ」と前置きしつつ、「お台場のガンダムが近いな」と趣味全開の回答。
ガンダムを見るべく車を走らせるROF-MAOであったが、スタッフの手違いにより、残り15分でロケを終わらせなければならないことが発覚。
しかし、甲斐田晴さんが機転を利かせ、遠巻きではあったが時間ギリギリにガンダムを見ることができた。
その瞬間、思わず「いたーーーーー!」と歓喜の叫び声を上げる加賀美ハヤトさん。
ガンダムへの愛が伝わってくるエピソードだ。
加賀美ハヤト、オリジナルガンダムをつくってしまう
初配信から2周年を記念し、「ガチでヤバTRUEなもの」をつくってもらったと切り出す加賀美ハヤトさん。
それは、なんと加賀美ハヤトさんがガンプラ全日本大会優勝者のRe-taさんらにつくってもらったというガンダム。
コメント欄からも「プロだ…」「ガチのやつ」と声が上がった。
白と金のカラーリングと、背中の輪が特徴的なデザインは、加賀美ハヤトさんの天使モチーフ衣装を落とし込んだもの。「相当悪ノリに悪ノリを重ね」と語るデザインは、加賀美ハヤトさんの少年心が爆発した足し算の美と言える。
天使衣装に着替えた加賀美ハヤトさんとガンダムが横に並ぶと、デザインの完成度の高さがわかるだろう。
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連載
壱百満天原サロメ、葛葉、叶、月ノ美兎──ANYCOLOR株式会社が運営するバーチャルライバーグループ・にじさんじ。 150名を超える、個性豊かなバーチャルYouTuber(VTuber)たちが所属。情報化社会におけるアイドルとも呼べる存在です。 しかし「配信・動画は観たことがない」「興味はあるけど、何を観たらわからない」という人も多いはず。 そこで、メンバーの魅力がわかる配信・動画を厳選して紹介しています。
1件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:5721)
これは凄い。
初手に赤外線召喚というめちゃくちゃコアな配信を持ってきたり、かなり前ながらSMC組の雑談を拾ったりと納得すぎるラインナップ。
潜在株主たちもこれには納得でなかろうか。SMC箱推しとしては同期が絶対にクリアできるコースを作る配信(はかせちゃれんじ)が加わるくらいだろうか。