メタバースで宇宙遊泳! 国際宇宙ステーションを再現したVR空間が日本初公開

「ISS SPACE WALK in METAVERSE」

KIBO宇宙放送局と宇宙航空研究開発機構・JAXAとが共同開発するメタバースISS SPACE WALK in METAVERSE」が、7月27日(水)・28日(木)に開催される「METAVERSE EXPO JAPAN 2022」で初公開されることが決定した。

「ISS SPACE WALK in METAVERSE」は、地上400kmを秒速8kmで飛行する国際宇宙ステーション(ISS)のリアルタイムの飛行位置と、地球の昼夜をVR空間内に再現。

国際宇宙ステーションの外を遊泳する宇宙飛行士の視点を、VRヘッドセット「Meta Quest 2」で疑似体験できる。

ユーリイ・ガガーリンさながら青い地球を眺めたり、国際宇宙ステーションを外側から見学することも可能だ。

世界で唯一の宇宙放送局&JAXAが企画・開発

KIBO宇宙放送局は、プロジェクトデザインスタジオ・バスキュールが、国際宇宙ステーション日本実験棟・きぼうに開設した世界で唯一の宇宙放送局。

バスキュールが独自開発した、国際宇宙ステーションと地上を繋ぐ双方向ライブ配信システムによって実現されている。

2020年および2021年の末には、「宇宙での年越しカウントダウン」「宇宙の初日の出」といった企画を、KIBO宇宙放送局からライブ配信するなど、宇宙を舞台にしたエンターテインメントを展開している。

この「ISS SPACE WALK in METAVERSE」は、JAXA宇宙イノベーションパートナーシップ(J-SPARC)のもと、KIBO宇宙放送局が企画・開発を行っている。

「ISS SPACE WALK in METAVERSE」一般公開は10月か

METAVERSE EXPO JAPAN 2022

「ISS SPACE WALK in METAVERSE」が初公開される「METAVERSE EXPO JAPAN 2022」は、Meta社(旧Facebook社)らが主催・協賛するメディア・一部関係者向けの博覧会で、7月27日(水)・28日(木)に開催される。

招待制の同イベントでは、バスキュール以外にも、バンダイナムコエンターテインメント、サイバーエージェント、HIKKY、角川ドワンゴ学園、ピクシブなど、現在メタバース関連事業を展開している様々な企業や団体・官公庁が参加。「メタバースの現在・将来像を発信」するとしている。

なお、10月18日(火)から21日(金)まで開催されるイベント「CEATEC 2022」の会場内では、本イベントの内容が一般公開される。
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