中国SFブームの火付け役『三体』スピンオフ 三部『死神永生』の裏側描く

中国SF小説ブームを巻き起こした作品『三体』

2015年にSF界最高の賞と称されるヒューゴー賞を、アジア人ではじめて受賞した劉慈欣さん。その受賞作となったのが『三体』である。

『三体』は中国だけでなく、日本を含めた世界中で高い評価を得ている。日本では早川書房より2019年7月に出版され、同年10月中には電子版も含めた発行部数が13万部を突破。2020年には日本最古のSF賞「星雲賞」も受賞した。

Netflixでの実写ドラマなども進行中

シリーズは三部作になっており、二巻目と三巻目となる『三体Ⅱ 黒暗森林』『三体Ⅲ 死神永生』も2020年、2021年と立て続けに刊行され、いずれもヒットを記録。

2021年4月までに全世界でシリーズ累計2900万部、日本では2022年6月までにシリーズ累計65万部を突破している(紙・電子書籍・オーディオ)。

また、Netflixからファンタジー巨編『ゲーム・オブ・スローンズ』を担当した制作陣(製作総指揮・脚本をデヴィッド・ベニオフさんとD・B・ワイスさん)のタッグで実写ドラマシリーズ化が発表されるなど、映像化計画も複数進んでいる。

これからも展開される『三体』を見逃すな

1
2
この記事どう思う?

この記事どう思う?

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。