『三体Ⅲ 死神永生』5月に発売 劉慈欣による「三体」シリーズ完結作

『三体Ⅲ 死神永生』5月に発売 劉慈欣による「三体」シリーズ完結作
『三体Ⅲ 死神永生』5月に発売 劉慈欣による「三体」シリーズ完結作

画像は早川書房のnoteから

POPなポイントを3行で

  • 劉慈欣(りゅうじきん)による「三体」シリーズ完結作
  • 『三体Ⅲ 死神永生』の発売日が5月25日に決定
  • ヒューゴー賞を受賞した大ヒット長編SF小説
中国の作家・劉慈欣(りゅうじきん)さんによる長編SF小説「三体」シリーズの完結作『三体Ⅲ 死神永生』の発売日が、5月25日(火)に決定しました。

翻訳者の1人である大森望さんが3月14日に作業が一段落したとツイートしており、いよいよ発売に向けて最終段階といったところ。 出版を担う早川書房のnoteには、あらすじも公開されています。

三体文明の太陽系侵略に対抗する切り札「面壁計画」の裏で、極秘の仰天プランが進んでいた。三体艦隊の懐に、人類のスパイを送る――奇想天外なこの「階梯計画」の発案者は、若き航空宇宙エンジニアの程心(チェン・シン)。しかも、むかし彼女に片思いしていた孤独な男・雲天明(ユン・ティエンミン)が計画の鍵を握る。だが、この二人の関係が、のちに人類文明全体の運命を左右することになろうとは……。壮大なスケールで人類の未来を描く三部作、堂々の完結篇。 早川書房note「『三体Ⅲ 死神永生』発売日決定!」から

SFの名誉・ヒューゴー賞を受賞した『三体』

2015年に『三体』で、SF界の最も栄誉あるヒューゴー賞・長編小説部門を受賞した劉慈欣さん。

この受賞がアジア人で初めてだったこともあり、世界各国で翻訳版も発売。日本語版も2019年7月から発売されると、同年10月中には電子版も含めた発行部数が13万部を突破し大ヒットになりました。

続く『三体Ⅱ 黒暗森林』は2020年6月に発売され、同年7月にはシリーズ累計30万部を突破(紙版・電子版あわせて)。海外SF作品がここまでのベストセラーになるのは珍しく、その注目度の高さが伺えます(外部リンク)。

そんな話題作の完結編ということもあり、いまからページをめくるのが楽しみな『三体Ⅲ 死神永生』ですが、すでにAmazonなどで予約が始まっています。

SFはロマン

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