本編は全6話構成となり、2022年1月28日(金)に前編、2月11日(金)に後編が各3話ずつ2週間限定で劇場上映。公開と同時に、劇場公開版のBlu-ray&DVDが劇場で先行発売される。
さらにメインアニメーターとして、『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』や『AKIRA』『電脳コイル』などに携わってきた井上俊之さんの参加が決定。
参加にあたって「『電脳コイル』では彼(※編注:礒光雄監督)のオーダーに十分応えられなかったという思いがあり、その雪辱を果たそうと今作への参加を決心した」とコメントしている。
【画像11点】少年少女が躍動『地球外少年少女』場面カット
『電脳コイル』礒光雄が描く、月と地球の子供の邂逅
2007年に監督デビュー作『電脳コイル』で、現代のAR空間を予見した内容で注目された礒光雄さんが次に描くのは、AIの発達で誰もが宇宙空間に行けるようになった2045年の世界。今作『地球外少年少女』では、日本製宇宙ステーション「あんしん」で、月生まれの子供たちと地球から宇宙旅行へやってきた子供たちが出会う物語が描かれる。 『電脳コイル』の映像からはじまる特報では、宇宙空間でSNSの動画配信画面や、コミカルな雰囲気の宇宙ステーション、ステーション内を飛び回るドローンが登場。
さらに「未来はセブンポエムで決まっている」などの意味深なセリフも登場し、『電脳コイル』に通じるジュブナイルと未来感あふれる内容に仕上がっている。
特報内で登場しているキャラクターのキャスト陣は後日発表される。
『地球外少年少女』は宇宙が舞台の冒険物語
2018年の構想とコンセプトビジュアル発表時には、大きな反響を呼びTwitterのトレンド1位も獲得した『地球外少年少女』。礒光雄さんは『電脳コイル』以来となる原作・脚本・監督を担当。キャラクターデザインには『交響詩篇エウレカセブン』で知られる吉田健一さんが決定している。
磯光雄監督は制作にあたって「明るくて面白い宇宙や未来をアニメの舞台として描きたい! 地球外少年少女では普通の中学生や小学生が飛び込めるハラハラ・ドキドキの冒険物語を描くつもりです。今度の宇宙はコンビニがあってスマホも使えます!」とコメント。
吉田健一さんからは「宇宙なんて行く必要がない。夢見てもしょうがない。等々。リアルを語る意見が多い世の中になった気がします。ボクもイソさんも『だったら宇宙に行ってみよう』と、この作品を作る事にしました」と宇宙作品に対する熱意を語った。
明るくて面白い宇宙や未来をアニメの舞台として描きたい!それが最初にこの作品を作ろうと思ったきっかけでした。
宇宙や未来といえば、最近は暗いディストピアばかりになってしまった気がしますが、「地球外少年少女」では普通の中学生や小学生が飛び込めるハラハラ・ドキドキの冒険物語を描くつもりです。今度の宇宙はコンビニがあってスマホも使えます!本編をお楽しみに! 磯光雄コメント
宇宙なんて行く必要がない。夢見てもしょうがない。現実を見ろ。それは失敗するからやるな等々。リアルを語る意見が多い世の中になった気がします。ボクもイソさんも 「だったら宇宙に行ってみよう」と、この作品を作る事にしました。
皆で体験してみて下さい。
失敗なんて、やってみないと出来ませんよ。 吉田健一コメント
© MITSUO ISO/avex pictures・地球外少年少女製作委員会磯光雄氏はアニメーターとして日本の、いや世界のアニメーション史に名を残す人だと思っています。
そんな彼からの直々のお誘いを断る選択肢はありません!
ウソです(笑)本当はすごく迷いました。「電脳コイル」では彼のオーダーに十分応えられなかったという思いがあったからで、その雪辱を果たそうとの思いで今作への参加を決心した、というのが本当のところです。果たしてその結果や如何に、乞うご期待! 井上俊之コメント
AIの発展によるエンタメへの影響
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作品情報
地球外少年少女
- 原作・脚本・監督
- 磯 光雄(「電脳コイル」)
- キャラクターデザイン
- 吉田健一(「交響詩篇エウレカセブン」シリーズ、「ガンダム Gのレコンギスタ」他)
- メインアニメーター
- 井上俊之(「電脳コイル」「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」他)
- 美術監督
- 池田 裕輔
- 色彩設計
- 田中 美穂
- 音楽
- 石塚 玲依
- 音響監督
- 清水 洋史
- 制作
- Production +h.
- 製作
- 地球外少年少女製作委員会
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