『電脳コイル』の磯光雄、11年ぶりの新作『地球外少年少女』を発表

『電脳コイル』の磯光雄、11年ぶりの新作『地球外少年少女』を発表
『電脳コイル』の磯光雄、11年ぶりの新作『地球外少年少女』を発表

『地球外少年少女』コンセプトビジュアル

POPなポイントを3行で

  • 磯光雄、11年ぶりの新作アニメ『地球外少年少女』発表
  • AIやインターネット、SNSが普及する2045年の宇宙が舞台に
  • 吉田健一によるコンセプトビジュアルも公開された
アニメ監督・磯光雄さんによる11年ぶりとなる新作アニメ『地球外少年少女』が発表された。

本作は、ウェアラブルコンピューターが普及した2020年代を巧みに描いた『電脳コイル』を手掛けた磯さんのオリジナルアニメ。2045年の宇宙を舞台にしている。

キャラクターデザインは、TVアニメ『交響詩篇エウレカセブン』シリーズやTVアニメ『ガンダム Gのレコンギスタ』のキャラクターデザインを手がけた吉田健一さんだ。

『電脳コイル』で知られる磯光雄さんが描く近未来

機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』(原画)、『紅の豚』(原画)をはじめ、多数の作品を手がけてきた監督/アニメーター/脚本家/演出家の磯光雄さん。

原作・監督を務めたTVアニメ『電脳コイル』(2007年)では、電脳世界の情報を現実世界に重ねて表示/操作できる「電脳メガネ」が普及した近未来を舞台にしたSFを提示。

「2007年文化庁メディア芸術祭アニメーション部門優秀賞」「第29回日本SF大賞受賞作品」など数多くの賞を受賞し、大きな注目を集めた。

『電脳コイル』/画像はAmazonより

そんな磯さんが11年ぶりに原作・監督・脚本をつとめる『地球外少年少女』。

「スマート」と呼ばれる携帯端末や、人型ロボット、ドローンなどが普及する近未来の宇宙ステーションで起きた事故をきっかけに、ナローバンドや低知能AIなど、限られたテクノロジーを駆使して生き残っていくことを目指す少年少女たちが描かれる。

また、アニメーション制作は映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』や『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』など、デジタル作画に特化したアニメスタジオ・SIGNAL.MDが務める。

なお、吉田さんによる描き下ろしのコンセプトビジュアルも公開。宇宙空間で不安とも焦りとも取れない表情を浮かべる少年と爆発する宇宙ステーションが描かれている。

『電脳コイル』でAR空間の心躍る世界を描いた磯さんが、どのように近未来の宇宙を描くのか続報にも注目したい。

(C)MITSUO ISO/avex pictures 2014

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