Apple初のMRデバイス「Vision Pro」発表 まるで『電脳コイル』の世界

Apple初のMRデバイス「Vision Pro」発表 まるで『電脳コイル』の世界
Apple初のMRデバイス「Vision Pro」発表 まるで『電脳コイル』の世界

Appleが発表した初のMRヘッドセット「Vision Pro」。Appleは「空間コンピュータ」と定義している。

Appleが初のMRヘッドセット「Vision Pro(ビジョンプロ)」を、2024年から販売することを発表しました。

約49万円という価格が話題になっていますが、併せて公開されたPVの未来先取り感がすごい……!

現実と仮想空間を重ね合わせる“電脳メガネ”が普及した近未来を描いた、磯光雄監督による傑作アニメ『電脳コイル』のような世界がそこにはあります。
Introducing Apple Vision Pro
3月に発売された『電脳コイル』Blu-ray BOXの告知CM
【画像】Apple「Vision Pro」の使用イメージ

Appleによる空間コンピュータ「Vision Pro」

Appleは「Vision Pro」を、独自のOSであるvisionOSを搭載した自社初の“空間コンピュータ”と定義。

現実の空間上でアプリを起動し使用することが可能。音声、視線、手の動きで直感的に操作できる点は体験としても楽しそうです。

リラックスした姿勢で直感的に操作可能

空間上にブラウザやアプリを起動して作業することができる

AppleのCEOであるティム・クックさんは「今日は、コンピュータの歴史にとって新たな時代の幕開けとなる記念すべき日となるでしょう」と発表に際してコメントしています。

さらに「Macが私たちにパーソナルコンピューティングをもたらし、iPhoneがモバイルコンピューティングを実現したように、Apple Vision Proは私たちを空間コンピューティングの世界へと導きます」と宣言し、時代の先をいく製品であることを強調しました。

MacとiPhoneがもたらした変革は誰もが知るところ。すでに競合他社が様々な製品を発表しているなかで、Vision Proはどのような変化をもたらすのか見ものです。

着用していても周りが見える仕様になっている。

【画像】Apple「Vision Pro」の使用イメージ
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