浅野いにおさんによる漫画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』(通称・デデデデ)のアニメ化が決定した。
原作は2月28日発売の『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)13号で最終回を迎え、3月30日(水)発売の単行本12巻をもって完結。
実写映画化も果たした『ソラニン』や累計発行部数300万部を超える『おやすみプンプン』などを生み出した浅野さんにとって、初のアニメ化となる。アニメ化決定!『デデデデ』特別映像
アニメーション制作は、磯光雄監督の『地球外少年少女』をきっかけに設立された新鋭スタジオ・Production +h.(プロダクション・プラスエイチ)が担当する。
情報解禁に併せて、本人コメントと描き下ろしイラスト、浅野さんがアニメ制作現場でProduction +h.のスタッフとともに意見を交わす姿をとらえた特別映像も公開された。
浅野さんは8年間の長期連載となった『デデデデ』について、「どれだけ時間が経っても色褪せない大切で普遍的なものを作品の中に残せたと僕は自負しています」とコメント。
原作は終了した上でのアニメ化にあたっては「今度は動く門出とおんたんの姿を通して、今一度とても複雑でとても単純な『デデデデ』の世界を体験してください」と呼びかけた。
2021年には、第66回小学館漫画賞一般向け部門を受賞。2022年、第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞するなど、話題を呼んでいるハイテンションSF作品だ。
アニメ化にあたって、『デデデデ』の制作を担当するのがProduction +h.。『電脳コイル』以来15年ぶりとなる磯光雄監督の新作アニメ『地球外少年少女』を手がけた新鋭スタジオだ。
設立は2020年7月と歴史は浅く、世に発表されたのは、オリジナル作品である『地球外少年少女』のみ。それ以外では文化庁「アニメーション人材育成調査研究事業」として『宇宙キャンパー・チッチ(仮)』の名前が明かされている。
アニメ『デデデデ』は、浅野さんにとって初のアニメ化というだけでなく、制作するProduction +h.にとっても初の原作もののアニメ化。新鋭スタジオの代表作となる可能性も秘めている。
©︎浅野いにお/小学館
原作は2月28日発売の『週刊ビッグコミックスピリッツ』(小学館)13号で最終回を迎え、3月30日(水)発売の単行本12巻をもって完結。
実写映画化も果たした『ソラニン』や累計発行部数300万部を超える『おやすみプンプン』などを生み出した浅野さんにとって、初のアニメ化となる。
浅野いにお「『デデデデ』は終わりません」
情報解禁に併せて、本人コメントと描き下ろしイラスト、浅野さんがアニメ制作現場でProduction +h.のスタッフとともに意見を交わす姿をとらえた特別映像も公開された。
浅野さんは8年間の長期連載となった『デデデデ』について、「どれだけ時間が経っても色褪せない大切で普遍的なものを作品の中に残せたと僕は自負しています」とコメント。
原作は終了した上でのアニメ化にあたっては「今度は動く門出とおんたんの姿を通して、今一度とても複雑でとても単純な『デデデデ』の世界を体験してください」と呼びかけた。
「デデデデ」アニメ化です。8年間の長期連載で、世間は大きく変わったような、そうでもないような、しかしながら確実に過ぎ去っていった時間の中で、どれだけ時間が経っても色褪せない大切で普遍的なものを作品の中に残せたと僕は自負しています。原作ではもう物語が語られることはありませんが、今度は動く門出とおんたんの姿を通して、今一度とても複雑でとても単純な「デデデデ」の世界を体験してください。「デデデデ」は終わりません。そして門出とおんたんは「絶対」なのです。 原作:浅野いにおコメント
制作は『地球外少年少女』手がけたProduction +h.
『デデデデ』は2014年より連載開始。突如“侵略者”と呼ばれる存在に脅かされることとなった世界で、一見普通だが何かが決定的に変わってしまった日常を送り続ける女子たちを描く物語。2021年には、第66回小学館漫画賞一般向け部門を受賞。2022年、第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞するなど、話題を呼んでいるハイテンションSF作品だ。
アニメ化にあたって、『デデデデ』の制作を担当するのがProduction +h.。『電脳コイル』以来15年ぶりとなる磯光雄監督の新作アニメ『地球外少年少女』を手がけた新鋭スタジオだ。
設立は2020年7月と歴史は浅く、世に発表されたのは、オリジナル作品である『地球外少年少女』のみ。それ以外では文化庁「アニメーション人材育成調査研究事業」として『宇宙キャンパー・チッチ(仮)』の名前が明かされている。
アニメ『デデデデ』は、浅野さんにとって初のアニメ化というだけでなく、制作するProduction +h.にとっても初の原作もののアニメ化。新鋭スタジオの代表作となる可能性も秘めている。
©︎浅野いにお/小学館
傑作のアニメ化続く
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