【検証】ニャにが言いたい? 猫語の翻訳アプリ『ニャントーク』使ってみた

【検証】ニャにが言いたい? 猫語の翻訳アプリ『ニャントーク』使ってみた
【検証】ニャにが言いたい? 猫語の翻訳アプリ『ニャントーク』使ってみた

『MeowTalk Cat Translator(にゃんトーク)』に協力してくれた猫・ニコくん

POPなポイントを3行で

  • 猫の鳴き声を翻訳するアプリ
  • 元Amazonのエンジニアが作成
  • 実際に愛猫の鳴き声を翻訳してみた
愛猫と会話をしてみたい──猫好きならば一度は考えたことのある夢のような話です。

そんな夢を叶えてくれる猫語翻訳アプリ『MeowTalk Cat Translator(にゃんトーク)』がSNSを中心に脚光浴びています。

アメリカの最先端技術が詰まったアプリ『MeowTalk』

アメリカのAKVELON社から2020年にリリースされた飼い主と愛猫がコミュニケーションを取れるアプリ/プラットフォーム『MeowTalk Cat Translator』。

当初は英語版のみのリリースだったようですが、日本語対応されたことで日本でも人気を博しています。

本アプリでは猫の鳴き声を、「防御」「戦闘」「怒り」「幸せ」「狩り」「交尾」「ママパパを呼ぶ」「具合が悪い」「休み」「注意を払ってください」「警告」の11種の意図に分類。

AIと機械学習が搭載されているので、翻訳が間違っていると感じた場合はアプリ内で修正することで、より精度の高い翻訳ができるようにアプリが学習していきます。

またヘルストラッカー機能も備えているため、愛猫の薬や予防接種のリマインダー機能により健康状態の管理も可能です。
MeowTalk: How Akvelon Built the First Cat Translator Using AI and Machine Learning
アプリを手がけたメンバーの一人で、本アプリの開発者であるハビエル・サンチェスさんは、元Amazonのエンジニア。クラウドベースの音声サービス・Alexaの立ち上げにも携わった経歴を持つプロフェッショナルです。

ほかのメンバーも人工知能の修士号を持つエンジニアやソフトウェア工学の修士号習得者など、各分野の第一人者たちによって誕生したアプリとなっています。

『MeowTalk』を試してみた

とはいえ、気になるのは性能の正確さ。ということで、KAI-YOUでネコを飼っているメンバーに協力してもらいました。

まず愛猫の名前・性別・年齢・品種をプロフィールに登録。この登録により、猫ごとの特定の語彙を持った鳴き声を学習してくれます。

アプリにはスマホ放置している間も愛猫の鳴き声を翻訳する「にゃんルームモード」と、鳴き声の翻訳結果を修正して精度を高めることができる「にゃんトークモード」の2種類があります。

今回は「にゃんルームモード」で試してみました。まずは、リビング・寝室・台所・オフィスから場所を選びます。あとは鳴き声が聞き取れる場所に置いて放置です。

可愛いニコくん、かわいいよ

今回協力してもらった猫はオスの1歳で雑種のニコ。美しい瞳を持つ、甘えたがりな性格の猫ちゃんです。

ちなみに、ご飯前に唸って鳴いていたところを翻訳してもらいました。 期待が高まるひとこと目は、「やあ」「私を見て」「あなたが必要」とややカタコト感溢れる日本語ではありますが、ニコ君が話しかけているようです。 続いて、「聞いて」「好きな人を探している!」「私を見て」と、探している好きな人とは飼い主なのかおもちゃなのか、はたまた餌のことかでしょうか? さらに、「私を見て」「なでなでして」「あなたが必要」と、デレデレで甘えたがりな性格が爆発。「あなたが必要」は飼い主冥利に尽きる発言ですね。 最後は「私を見て」「あなたが必要」「怒ってるぞ!」と、4連続の「私を見て」からの怒りを露わに。まさかのツンを発動。

飼い主曰く「おなかが空いてるから怒ってたっぽいです。普段の愛猫の感じを見るに、概ねあってる気がします。」との所感でした。

ツンデレな猫。このアプリを用いることで、なぜ怒っているのか甘えているのか原因特定することで、さらなるニャンダフるライフが送れそうです。

よし、猫カフェ行くか

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