『LoL』世界大会で日本代表DFMが快挙 歴代王者が待つグループステージ進出

『LoL』世界大会で日本代表DFMが快挙 歴代王者が待つグループステージ進出
『LoL』世界大会で日本代表DFMが快挙 歴代王者が待つグループステージ進出

画像はLoL Esports Twitterより

POPなポイントを3行で

  • 『League of Legends』の世界大会「Worlds 2021」
  • 日本のLJL代表DFMがグループステージ進出の快挙
  • 強豪のアメリカ・LCS代表のC9相手に逆転勝利
League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)』(LoL)の世界大会「Worlds 2021」で、プロゲーミングチーム・DetonatioN FocusMe(DFM)が国内史上初となるグループステージ進出を決めました。

「Worlds 2021」は各国プロリーグの代表22チームが集結し、世界チャンピオンの称号と優勝トロフィーをかけて競う『LoL』の世界大会。日本からは国内リーグ「LJL」で優勝を果たしたDFMが出場しています。

DFMは全10チームが2グループに分かれて、グループステージへの参加枠をかけて争うプレイインステージから出場。

2勝1敗の成績で最終日を迎えると、アメリカ・LCSの強豪・Cloud9(C9)を相手に勝利を収めて1位通過、ベスト16入りを決定づけました。

『LoL』世界大会で天敵を克服してプレイイン

10月5日からはじまった「Worlds 2021」。DFMは初日、ロシアなどの旧独立国家共同体のLCL代表チーム・Unicorns Of Love(UOL)と対戦。国際大会では苦手としていた天敵相手に危なげなく勝利を収めました。

同じく初日、続いてのC9戦は相手が終始有利に展開する苦しい試合の末に敗北。1勝1敗で初日を終えます。

その後、2日目にトルコのTCL代表・Galatasaray Espor(GS)、最終日には台湾代表の強豪・Beyond Gaming(BYG)に快勝。3勝1敗、喜ばしい成績でプレイインの第1段階を終えたかに思えました。

強豪C9相手に見事な逆転勝利

ところがDFM対BYGの試合の直後、UoL対C9の試合でUoLが勝利。C9と1位通過を賭けた再戦、タイブレークが発生します。 C9は日本のLoLプレイヤーにとってもお馴染みの強豪。そしてDFMにとっては「Worlds2018」にて苦汁を飲まされ、半年前の国際大会「MSI2021」でもしのぎを削った、宿敵と言ってもいい相手です。

タイブレークでは再びC9が序盤から有利に進める試合展開。DFMはチームの構成的にも有利な状況を迎える後半まで耐える時間が続きます。

迎えた試合終盤、27分ごろの集団戦で勝利しC9有利の流れを押し返すと、33分には再び重要な集団戦に勝利し一気に畳み掛けます。

そして実況解説陣に加え、多くの視聴者が固唾をのんで見守る中、見事に相手の本拠地を陥落。ベスト16入りを決めました。

DFM、次は歴代の世界王者との戦いへ

例年、「LJL」はマイナー地域と設定されており、代表して世界大会へ出場できる枠は1チームのみ。そんなマイナー地域の中でも「LJL」は新参の弱小地域と見られていました。

近年は評価を上げつつも越えられなかったグループステージへの高い壁。今年のDFMメンバーは歴代最強とも期待されていただけに多くのプレッシャーがありました。

グループステージは10月11日(月)から開催。DWG KIAFunPlus PhoenixFnaticRoyal Never Give Up、そしてFaker率いる⁠T1といった歴代の世界王者がひしめく戦いに挑むDFMの挑戦は、まだはじまったばかりです。

決勝戦の後にはアニメのプレミア公開も!

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