「人外」なMZMが見られる!? そのカッコよさに阿鼻叫喚
なお今回のコミカライズにおける「狼男のアンジョーと吸血鬼のコーサカ」は、「MonsterZ MATEのアンジョーさんとコーサカさん」とは全く別のキャラクター。コミカライズでの2人は、口は悪いが頭の回転は速いコーサカ、気がやさしく少し抜けているが身体能力の高いアンジョーと、本人たちの特徴を受け継ぎつつ、フィクションのキャラクターとして魅力的に設計されている(余談だが、作中でコーサカ&アンジョーの「本気モード」の姿も描かれており、そのカッコよさにファンは阿鼻叫喚した)。
一種のスターシステム(広義に小説、漫画、アニメなどのキャラクターを別の作品に登場させる手法)になっているのだが、これを行うにはVTuberとしてある程度の実績がなければ成立しないため、今回のコミカライズができるようになってよかったとコーサカさんは語っている。
児童文学の名作『ダレン・シャン』をオマージュ
VTuberとしてはかなり珍しいことだが、MZMの2人はいわゆる魂(=VTuberのアクターのこと)を特に隠しておらず、作家やクリエイターとしての活動ではほかの名義を使用することが多い。しかし今回、あえて原作の名義を「コーサカ」としたのは、児童文学の名作『ダレン・シャン』のオマージュであると本人が語っている。 『ダレン・シャン』は、主人公のダレン・シャンが好奇心から吸血鬼の蜘蛛を盗んだことで自身も吸血鬼となり過酷な運命をたどっていく物語で、タイトル、作者、主人公の名前が「ダレン・シャン」で統一されている。コーサカさんも吸血鬼だけに、このオマージュには彼の遊び心を感じるところだ。
自らを「魂明け透け系VTuber」と称するMZMの2人だからこそ、VTuberにこだわらない斬新な遊びを次々に仕掛けていくことができる。そしてそれは、MZMの大きな魅力になっている。
この先も『とえちゃう』から目が離せない
そんなMZMの魅力が漫画で味わえる『怪物男子と見えちゃう私』は、第2話の前半まで公開されている(記事公開時点)。先が気になるという方はアプリ内のコインを使うことで3話まで先読みをすることもできるので、彼らのファンも、そうでない人もぜひチェックしてみてほしい。
©Balus・ナッツ/白泉社「怪物男子と見えちゃう私」第2話①更新&第3話①先読み来てます!!! 読んでね!!!!
— コーサカ💉🦇@12/8アルバム (@mzm_kosaka) August 24, 2021
https://t.co/mFHDAjChgw #怪物男子と見えちゃう私 #とえちゃう
コンテンツとしてのVTuber
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