Tohjiがディレクションした「Iron D**k」MV公開 モノクロで表現される“官能”

「Iron D**k」

POPなポイントを3行で

  • TohjiとLoota「Iron D**k」MV公開
  • Tohjiがディレクションした作品
  • 映像化でさらなる深み
ラッパー・TohjiさんとLootaさんによる楽曲「Iron D**k」のMVが公開された。

「Iron D**k」はDJ/プロデューサー・Brodinskiさんを迎えたアルバム『KUUGA』の収録曲。

Tohjiさん本人がディレクションを務めたMVは、真っ白な空間でラップするTohjiさんとLootaさんの姿をモノクロで縦横・遠近と映しているカットが特徴的だ。

そこに、3Dアーティスト・eternalusaさんによるグロテスクな未知のグラフィックが、楽曲の持つイメージをより鋭く前衛的なものにしている。

世界に響すオリジナリティ・Tohji

1996年にロンドンで生まれ、横浜で育ったラッパー・Tohjiさん。

ハードとメロウを併せ持つ先鋭的な音楽性で、若者から熱狂的な支持を集めている。

今回のMVのようなエッジの効いたファッションスタイルでも注目されており、海外音楽メディア「The FADER」やファッションマガジン『032c』でも特集が組まれるなど、国境やジャンルの垣根を超えて存在感をみせる同世代のアイコン的存在だ。
【Mall Boyz (Tohji, gummyboy) - Higher】

凜とした存在感を放つ「Loota」

韓国のラッパー・Keith Apeさんの楽曲「It G Ma」で世界に名を轟かせたLootaさん。世界的アーティスト・Frank Oceanさんのアルバム『Blonde』に参加するなど、ワールドワイドに活躍するラッパーだ。

近年ではSebastianさん、Surkinさんといったヨーロッパ圏のプロデューサーとの協業や、Tohjiさんら若手アーティストとのコラボなど、その活動の幅を広げている。

「真っさらなカッコイイ」を耳元に、アルバム『KUUGA』

プロデューサー・Brodinskiさんは、カニエ・ウェストさんのアルバム『Yeezus』をプロデュースしたことでも知られるポスト・フレンチ・エレクトロ・シーンの先鋒だ。

トラック、リリックとフロウと音で完成された楽曲「Iron D**k」は、今回彼らが手がけたMVによって視覚化。さらなる深みが生まれ、解釈や印象も変化がもたらされた。

ほかにも、6月初旬公開された「Naked」のビジュアライザーなど、Tohjiさん、Lootaさん、Brodinskiさんら制作陣の持つ想像力が映像作品を通じて明らかになってきている。

今後もいくつかの映像作品が公開予定だ。

HIPHOPが映すのは、どんな景色?

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