この曲は、3月にリリースされたアルバム『WAVY TAPE 2』の収録曲となっている。
「Pick N Choose」のフォントは黄色と青で、どこかで見たことのある配色。
冒頭で聞こえる「ピカッ」の声、ご察しの通りこの曲は「Pokémon(ポケモン)」とピカチュウへのリスペクトを込めたパロディ曲だ。
「Pick N Choose」=ピカチュウ
「Pick N Choose」のNはandの略語であり、ネイティブに発音すると「ピッ カェン チュウ」となる。MVには英語の字幕もあり、「Pick N Choose」のリリックは「Pikachu(ピカチュウ)」と表示。字幕の英文でも韻を踏んでいる
任天堂との正式なコラボではないようだが、ポケモンとピカチュウへの愛を感じるMVに仕上がっている。
日本から大きな波を起こすラッパー・JP THE WAVY
6月10日には、モンスターエナジーとスポンサーシップ契約を締結した人気ラッパー・JP THE WAVYさん。2017年5月に配信した曲「Cho Wavy De Gomenne」メロウなフロウとトラップのビートで頭角を現し、人気ラッパー・SALUさんを迎えた同曲のリミックス版「Cho Wavy De Gomenne Remix feat.SALU」は爆発的な人気を誇り、一躍シーンに踊り出た。
2020年には、バスケットボール選手・八村塁さんを歌ったMV「Louis 8」をリリース。元ダンサーという経歴も持つJP THE WAVYさんは、バスケットシューズのスキール音とドリブル音のイントロ後から、キレのある華麗なダンスも披露。
こちらも、公式コラボではないが中毒性の高いリリックとフロウで八村塁さんについて表現している。
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JPからWORLD THE WAVYに!?
JP THE WAVYさんは、2020年にラッパーを中心に起こったネット上のムーブメント「TOKYO DRIFT FREESTYLE」にも参加。ヒップホップグループ・TERIYAKI BOYZによる、映画『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』の主題歌でもあった楽曲「TOKYO DRIFT」をビートジャックした一連の動画「TOKYO DRIFT FREESTYLE」。
動画内では、ガールフレンドでモデル・NiinaさんとJP THE WAVYさんがストリートブランド「APE」などを纏ったカラフルな着こなしをはじめ、テディベアをモチーフにした「BE@RBRICK(ベアブリック)」の大きなトイやカービィの大きな人形、Nintendo Switchなど、遊びココロ満載の映像とラップスタイルで話題を呼んだ。
ラッパー・Zeebraさんが2008年にリリースした楽曲「Bushido」と同名であり、リスペクトが込められたオリジナリティ溢れるオマージュを手がけてきたJP THE WAVYさんに期待が高まる。
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