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「LibeRtyは、戦って勝ち取った自由って意味で」神奈川・大船発のヒップホップクルー「LibeRty Doggs」。
活動開始からわずか一年足らずで、大きく活動の領域を広げ、その名を全国区にしつつある。
ヒップホップ好きの耳目を集めているLibeRty Doggsだが、そのルーツは謎に包まれている。
果たして、代表曲『柄悪いけど』で歌われている通りなのか?
目次
LibeRty Dogg結成前夜
2020年に結成されたLibeRty Doggs。下は21歳から、上は28歳まで。同年代のヒップホップクルーが多い中、彼らは年齢のレンジが広い。
それは、大船という土地柄が大きく影響しているという。
いわゆる観光スポットである鎌倉の中心地からは遠く、横浜市と隣接した地である大船には、スナックや飲み屋がひしめいている。コロナ禍で今は鳴りを潜めているが、その一軒一軒が近隣の地元客で賑わってきた。
海からの爽やかな風が吹き抜ける気持ちの良い街でもあり、朝になれば泥酔した人間が道端に転がっている奔放な側面もある。
そんな大船を活動拠点にしてきたメンバーそれぞれは、中高の先輩後輩だったり、友達の友達だったり、LibeRty Doggsではない別のクルーのメンバー同士だったり。
クルーの発起人であるCannabi$さんも、地元の先輩を通してヒップホップカルチャーを知った。DliP RECORDSの「BLAQLIST」というイベントに衝撃を受けて、帰り道にリリックを書き始めたのが始まりだった。 ラッパーとして歩み始めたCannabi$さんは、後輩であるOZZaさんにもラップを勧める。 最初は遊び程度の気持ちだったOZZaさんも、Cannabi$さんのステージを見て次第にラップに傾倒していった。
そのOZZaさんの「一個下の野球部の後輩」が、Normarさんだ。野球部時代から「イカれてた」らしい。 繋がった3人が、同じクルーとして活動を開始する。その時期に制作されたのが「BPM88」だ。
LibeRty Doggs/BPM88
この「BPM88」を目の前で披露されて心を掴まれたのが、当時は2人で活動していたbabe bonitoさんとwilloneさんだ。 高校生の頃からラップをやっていたクルーが解散したため、2人だけで活動していたところ、Cannabi$さんから声をかけられた。大船の名物公園で、それぞれ目の前で自分のためだけに生ライブを披露され、その音楽性とパフォーマンスに圧倒された。
「このクルーしかない」と感じた2人はLibeRty Doggsに即加入、現在のMC5人体制となる。 willoneさんはその覚悟と決意の表れとして、誰にも話さず、両腕に「LibeRty Doggs」の文字を彫ってきて周囲を驚かせた。
同時に、それを目にしたメンバーの士気が上がらないわけがなかった。 しかし、実はLibeRty Doggsは、この5人のMCだけではない。
LibeRty DoggsのバックDJで映像ディレクターもつとめるRyusukeさんをはじめ、カメラマンやグラフィックデザイナー、アパレルデザイナーらも在籍している。
「いつの間にか、みんないたみたいな感じですね」(Cannabi$)
LibeRty Doggsは、現在総勢30人以上が在籍するクリエイター集団だった。
メンバーに決まり事はない。メンバーの条件もない。
地元・大船で、面白いやつが、なにかをつくるのが好きなやつが、続々とLibeRty Doggsのもとに結集している。
レペゼンは神奈川の大船
神奈川県・大船を巡り歩く。そのひとつ一つが、今も自分たちが拠点にする大切な場所だ。 大船は、「ロックとレゲエのイメージが自分は強いです」とbabe bonitoさんは語る。
LibeRty Doggsがパーティを行なっている、老舗の名店クラブ・OPPA-LAも、普段はダンスミュージックやバンドセット系のイベントなどが多く、その音楽性は多様だ。 LibeRty Doggsの音楽には、大船やOPPA-LAといった場所に流れる豊かな音楽性が流れ込んでいる。
LibeRty Doggが大船から世界を平和に
それぞれのキャリアは必ずしも短くはないが、LibeRty Doggsとしては結成からわずか一年。先輩ラッパーからのフックアップもあり、ヒップホップシーンでのプロップスは上り調子だ。
4月には、日比谷野音で開催された『Creepy Nutsのオールナイトニッポン0 presents 日本語ラップ紹介ライブ in日比谷野音』に出演。
乗りに乗っているCreepy Nuts、キング・オブ・ステージことRHYMESTER、言わずと知れた般若。そこに名を連ねたのがLibeRty Doggsだった。
「ここからが始まり」「ケツに火が点いた状態」と、自分たちを取り巻く現状を形容するメンバーたち。
その野望の一つは、「日本にバブルを起こして貧富の差を埋める」ことだとNormarさんはぶち上げる。
自分たちの音楽が、誰かに影響して、その誰かが誰かに影響して、LibeRty Doggsが大事にするピースな思想を広めていくことで、そんな世界を実現させたい。
「人生長いんで。叶うっすかね?」(Normar)
Normarさんが本気で言っているということを、メンバーは誰よりもよく知っているからだ。 LibeRty Doggsと過ごしてわかったことは、彼らがとことんピースであるということだ。
良く遊び、良く飲み、良く吸い、良い音楽をつくるLibeRty Doggが、大船からヒップホップとピースを届ける。
のべ2日間に渡った密着取材の全容は、動画本編でご覧いただきたい。
メンバーのサイン入りCDプレゼント
ライブ会場や公式オンラインショップでしか販売されていない1stアルバム『LibeRty City StoRies』に、メンバーのサインを入れたものを、2名の方にプレゼント。応募方法をご確認の上、ふるってご応募下さい。
【応募要項】
1.KAI-YOU.netのTwitter(@kai_you_ed)をフォロー
2.以下のツイートをリツイート【応募期限】【動画】大船発のヒップホップクルー・LibeRty Doggsに密着「日本に金と平和を」https://t.co/s0Y8IAcnl3
— KAI-YOU (@KAI_YOU_ed) June 3, 2021
“柄悪いけどいいヤツら”の正体 pic.twitter.com/f0rJsCxagk
2021年6月14日(月)23時59分まで
【応募条件】
・日本国内に在住の方
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ご応募いただいた方の中から抽選し、当選者を2名決定します。
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