文筆家のつやちゃんによる書籍『スピード・バイブス・パンチライン ラップと漫才、勝つためのしゃべり論』が、7月26日(金)に刊行される。
人の心を動かす“しゃべり”──つまり話術の使い手である、ラッパーとお笑い芸人の口語(しゃべり言葉)に焦点を当て分析している。
定価は2200円(税込)。装丁は柴田ユウスケさん(soda design)、編集は小林翔さんが担当した。
SEEDA、ちゃんみな、ヨネダ2000、霜降り明星の口語を分析
YouTubeやTikTokであらゆる語りが氾濫する現在。バズらなければ言葉が届かない時代に、人の心を動かす“しゃべり”はいかにして成立するのだろうか。
言葉で人の感情を揺さぶる“しゃべり”の使い手であり、今を代表するエンタメの担い手であるラッパーとお笑い芸人の口語を、スピード/バイブス/パンチラインの3つの視点を軸に分析したのが、書籍『スピード・バイブス・パンチライン ラップと漫才、勝つためのしゃべり論』となる。
分析の対象になったのは以下の22組。また、ヨネダ2000とTaiTanさん(Dos Monos)のインタビューも収録されている。
【スピード】
キングコング/SEEDA
和牛/OZROSAURUS
スリムクラブ/Gotch
【バイブス】
ヨネダ2000/ゆるふわギャング
ミルクボーイ/NORIKIYO
ウエストランド/ちゃんみな
ハイツ友の会/dodo
ナイツ/あるぱちかぶと
【パンチライン】
タイムマシーン3号/ZORN
霜降り明星/Watson
ジャルジャル/Tohji
関連商品
定価:2200円
出版社:アルテスパブリッシング
発売日:2024年7月26日
ISBN:978-4-86559-296-2 C0076
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書籍情報
『スピード・バイブス・パンチライン ラップと漫才、勝つためのしゃべり論』
- 定価:2200円(税込み)
- 発売日
- 2024年7月26日予定
- 装丁
- 柴田ユウスケ(soda design)
- 編集
- 小林翔
【つやちゃん プロフィール】
文筆家。ヒップホップやラップミュージックを中心とした音楽、カルチャー領域にて執筆。「ele-king」「ユリイカ」「文藝」などの雑誌ほかメディアに寄稿。ラッパーをはじめ、宇多田ヒカルなど幅広いアーティストへのインタビューも行う。著書に『わたしはラップをやることに決めた フィメールラッパー批評原論』(2022)、監修書に『オルタナティヴR&Bディスクガイド』(2024、ともにDU BOOKS)がある。
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