YOASOBI「夜に駆ける」MVがYouTubeで規制 再生前に警告文が表示

画像は動画「YOASOBI「夜に駆ける」 Official Music Video」から

POPなポイントを3行で

  • YOASOBIの「夜に駆ける」をYouTubeが規制
  • MVの再生ページに事前の警告文が出るように
  • Googleと協議中、公式は「見守ってていただけたら」と説明
音楽ユニット・YOASOBIの代表曲「夜に駆ける」のMVが、YouTubeで規制の対象になりました。

記事公開時点では、YouTube上のMVのページに以下の警告文が出るようになっています。

次のコンテンツは、一部の視聴者にとって攻撃的または不適切な内容を含んでいるとYouTubeコミュニティが特定したものです。ご自身の責任において視聴してください。

このような警告文が出る状態に

この警告文には「理解した上で続行する」のボタンも併記されており、こちらを選択すると、通常通りMVが再生されます。

続報:YouTubeでの規制解除を発表

YouTubeのヘルプページに「事前警告メッセージ」の文言

YouTubeが公開しているヘルプページには「特定の動画に対する機能制限について」という項目があり、こちらに「事前警告メッセージ」の文言も掲載されています(外部リンク)。

その説明によれば、「ポリシーに違反していないコンテンツでも、削除の基準に近く、一部の視聴者に不適切である場合、一部の機能が無効になる可能性があります。コンテンツは引き続きYouTubeで表示されますが、動画再生ページではコメントや関連動画、高評価などの一部の機能は無効になり、事前警告メッセージが表示されます。」とあります。

今回「夜に駆ける」が規制対象になった理由は、以上の文言にある「一部の視聴者に不適切である」と、YouTube側から判断されたからだと思われます。

「夜に駆ける」のもとになった小説『タナトスの誘惑』

「夜に駆ける」にはもとになった小説があり、それが『タナトスの誘惑』(著・星野舞夜さん)です(外部リンク)。

この小説には自殺願望がある人物が登場するのですが、楽曲のMVも同様の世界観のもと制作されており、そのため規制の対象になったのかもしれません。

YOASOBIの公式Twitterは規制に対して、「ご心配をおかけして申し訳ありません。Googleさんともお話合いしているので、見守ってていただけたら幸いです。」とツイート。

前述したヘルプページにも記載がある再審査を請求しているものと思われます。

Ayase、ikuraによる音楽ユニット・YOASOBI

YOASOBIは小説をもとに楽曲を制作する音楽ユニットです。

コンポーザー・Ayaseさんが生み出す軽快なサウンドと、ボーカル・ikuraさんの滑らかな歌声がリスナーをひきつけており、デビュー楽曲でもある「夜に駆ける」はストリーミングで3億回、YouTubeでは2億回再生を突破(記事公開時)。

TV番組やCMでの楽曲起用も多く、2020年の末には『NHK紅白歌合戦』にも出場。次世代を担う音楽ユニットとして大きな注目を集めています。

果報は寝て待ちましょ〜

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