「なんか、ちょっと変なことをやったほうがいいんだと」
怪獣たちの鍵を握ると思われる人物・芦原が残した「葦原論文」の図
——なるほど。ペロ2のおかげで全体の深刻さとコメディのバランスが調和している点もありますよね。それを観て、円城さんのイメージが変わるところがあったんです。実験的な小説を書かれていますが、過去のインタビューでは近い作風と言われてる、べレックの『煙滅』のような海外の実験小説に対してあまり乗り気ではないと。
円城塔 ベレックは真面目なので。「そこまで真面目じゃなくていいだろう」と。
——小説で実験的な表現に取り組む作家は、基本的にシリアスにやっている印象がありますが。
円城塔 いや、本当はふざけてないとできないんじゃないですかね。例えば、筒井康隆さんとか徹頭徹尾真面目かというとそんなことはないはずじゃないですか。普通に書いてもつまらないから実験的な作品をやっている。
小説でストーリ...
怪獣たちの鍵を握ると思われる人物・芦原が残した「葦原論文」の図
——なるほど。ペロ2のおかげで全体の深刻さとコメディのバランスが調和している点もありますよね。それを観て、円城さんのイメージが変わるところがあったんです。実験的な小説を書かれていますが、過去のインタビューでは近い作風と言われてる、べレックの『煙滅』のような海外の実験小説に対してあまり乗り気ではないと。
円城塔 ベレックは真面目なので。「そこまで真面目じゃなくていいだろう」と。
——小説で実験的な表現に取り組む作家は、基本的にシリアスにやっている印象がありますが。
円城塔 いや、本当はふざけてないとできないんじゃないですかね。例えば、筒井康隆さんとか徹頭徹尾真面目かというとそんなことはないはずじゃないですか。普通に書いてもつまらないから実験的な作品をやっている。
小説でストーリ...
続きを読むにはメンバーシップ登録が必要です
今すぐ10日間無料お試しを始めて記事の続きを読もう
残り 11,772文字 / 画像14枚
Premium会員登録して読む
会員登録後KAI-YOU Premiumに登録することで、残りの画像を閲覧いただけます。
※初回登録の方に限り、無料お試し期間中に解約した場合、料金は一切かかりません。
すでにアカウントをお持ちの方は ログイン
Premium会員登録で
ポップカルチャーを身近に
-
KAI-YOUで掲載・配信されている数万件以上の記事が読み放題
-
サービス内の広告が非表示に、より快適な体験を提供
-
KAI-YOU Premiumのオリジナルコンテンツが読み放題
-
Premiumユーザー限定コミュニティへのアクセスが可能に
-
コミュニティメンバー限定イベントやラジオ配信、先行特典も
特典についてもっと詳しく