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『ゴジラ S.P』円城塔インタビュー 実験と笑い、ポップで新たなゴジラの誕生

『ゴジラ S.P』円城塔インタビュー 実験と笑い、ポップで新たなゴジラの誕生
『ゴジラ S.P』円城塔インタビュー 実験と笑い、ポップで新たなゴジラの誕生

『ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』

「なんか、ちょっと変なことをやったほうがいいんだと」

怪獣たちの鍵を握ると思われる人物・芦原が残した「葦原論文」の図
——なるほど。ペロ2のおかげで全体の深刻さとコメディのバランスが調和している点もありますよね。それを観て、円城さんのイメージが変わるところがあったんです。実験的な小説を書かれていますが、過去のインタビューでは近い作風と言われてる、べレックの『煙滅』のような海外の実験小説に対してあまり乗り気ではないと。

円城塔 ベレックは真面目なので。「そこまで真面目じゃなくていいだろう」と。

——小説で実験的な表現に取り組む作家は、基本的にシリアスにやっている印象がありますが。

円城塔 いや、本当はふざけてないとできないんじゃないですかね。例えば、筒井康隆さんとか徹頭徹尾真面目かというとそんなことはないはずじゃないですか。普通に書いてもつまらないから実験的な作品をやっている。

小説でストーリ...

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