塩田武士さんの最新作『デルタの羊』(KADOKAWA)が発売された。
『ダ・ヴィンチ』で連載されていた同名の作品が書籍化されたもので、アニメ制作の現場を舞台にした作品となる。
そののち多数の作品を刊行し、『罪の声』『歪んだ波紋』でそれぞれ文学賞を受賞。
また大泉洋さん主演で映画化された『騙し絵の牙』も、2021年の公開を予定している。
伝説のSF小説『アルカディアの翼』をTVアニメ化するために奮闘する2人を中心に、作品に関わる声優やスタッフ陣の人間模様も描いている。
中国バブルやデジタル化、労働条件、後継者問題、外資配信会社と、構造変化を迫られるアニメ業界という現実にも通じる世界観が特徴だ。
さらに連載終了後に直面した新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を考慮して改稿を施し、コロナ禍で浮き彫りとなった「東京一極集中」と「デジタル化の遅れ」を真正面から問う作品になっているという。
『ダ・ヴィンチ』で連載されていた同名の作品が書籍化されたもので、アニメ制作の現場を舞台にした作品となる。
『罪の声』『騙し絵の牙』が相次いで映画化 塩田武士
2010年に小説現代長編新人賞を受賞した『盤上のアルファ』でデビューした塩田武士さん。そののち多数の作品を刊行し、『罪の声』『歪んだ波紋』でそれぞれ文学賞を受賞。
『罪の声』は小栗旬さんと星野源さんのダブル主演で映画化され、10月30日(金)に全国公開を予定している。🎬#塩田武士 さん原作、映画『#罪の声』完成報告会、みなさまご覧になられましたか? 現在アーカイブが配信中です。(〜10/30)
— 講談社文庫 (@kodanshabunko) September 30, 2020
詳しくは映画公式アカウント(@tsuminokoemovie )をぜひ☑️
原作本と併せてよろしくお願いします!#小栗旬 #星野源 #土井裕泰 #野木亜紀子 pic.twitter.com/EoPh7H4YC4
また大泉洋さん主演で映画化された『騙し絵の牙』も、2021年の公開を予定している。
アニメ制作の現場を描いた『デルタの羊』
アニメ製作プロデューサー・渡瀬智哉と、フリーのアニメーター・文月隼人を主人公した『デルタの羊』。伝説のSF小説『アルカディアの翼』をTVアニメ化するために奮闘する2人を中心に、作品に関わる声優やスタッフ陣の人間模様も描いている。
中国バブルやデジタル化、労働条件、後継者問題、外資配信会社と、構造変化を迫られるアニメ業界という現実にも通じる世界観が特徴だ。
さらに連載終了後に直面した新型コロナウイルス(COVID-19)の影響を考慮して改稿を施し、コロナ禍で浮き彫りとなった「東京一極集中」と「デジタル化の遅れ」を真正面から問う作品になっているという。
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