高校生活も残り1年となった2人の男女を軸に、50首の短歌とイラストが呼応する、切なくどこか懐かしい両片想いの物語が展開されていく。
書籍のデザインは、アニメや漫画などのデザイン領域を手がけるクリエイティブチーム・BALCOLONY.が手がけ、帯文はスカートのボーカルで知られる澤部渡さんが担当した。
【画像】短歌とイラストが邂逅『青春迷宮』誌面サンプル
注目の歌人とイラストレーターが生み出す物語
短歌でストーリーを展開する歌人の伊波真人さんは、2013年に発表した『冬の星図』で第59回角川短歌賞受賞し、2017年には歌集『ナイトフライト』を出版。雑誌、新聞を中心に、短歌、エッセイ、コラムなどを寄稿。音楽、映画、漫画などのカルチャー全般に関心があり、ポップスの作詞も行う。
本書では短歌50首に加え、伊波さん自身、商業媒体では初となる短編小説も収録されている。 一方、多くの書籍の表紙や装画、広告、CDジャケットなどを手がけ、漫画家としても活動する沖縄県那覇市出身のイラストレーター・丸紅茜さん。
日常に紛れ込むファンタジーを独自のタッチで描いた作品で人気を集めている。
日本のイラストシーンの"今"を象徴する図録『ILLUSTRATION』にもたびたび掲載される実力派だ。
漫画家・イラストレーターの丸紅茜さんとの共著、『青春迷宮』が10月1日に刊行されることになりました。丸紅さんのイラストと僕の短歌でストーリーが進む、「画×歌」集です。デザインはBALCOLONY.の野条友史さん、荒川正光さん、帯文はスカートの澤部渡さんです。 https://t.co/nFytl3JeyL #青春迷宮 pic.twitter.com/DtsbvNUWhH
— 伊波真人 (@inamimasato) September 10, 2020
【お知らせ】10/1に短歌✕イラストの作品集「青春迷宮」(KADOKAWA)が刊行されます。伊波真人先生が高校生活を描いた短歌50首に合わせ、迷宮のような学校空間や心情を挿絵で表現しました。掲載の50枚+α全て描き下ろしです。ぜひお手元に置いてください!https://t.co/6DqubKUcG2#青春迷宮 pic.twitter.com/XBTdBMRqxV
— 丸紅茜🏝️Akane Malbeni (@malbeni) September 10, 2020
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