Xの対話型AI「Grok」を用いてX上に投稿された画像を編集する一部機能が、有料アカウントだけが使えるように仕様変更が行われた。
無料ユーザーが投稿済み画像の加工をリプライで指示すると、「画像の生成と編集は現在、有料会員限定です」と返答され、編集・加工の処理が行われない状態となっている。
同意なく性的な表現へと改変する悪用が問題となっていた「Grok」
2025年12月下旬、Xに投稿された画像に対して「Grok」を用いてブラウザ上で簡単に編集できる機能が追加された。
しかしその直後から実在する他人の写真を、本人の同意なく露出度の高い画像や性的な表現へと改変する事例が相次いだ。その利用方法について、アイドルやコスプレイヤーを中心に問題視されていた。
この騒動を受けて、X運営は違法コンテンツの投稿に対して「アカウントの永久凍結、行政及び法執行機関と協力しての対応や措置を行う」とする声明を発表するに至った。
制限されたのは、「@Grok」アカウントとのリプライ機能のみ
しかしながら、現状の対応には疑問が残る。まず、注意すべき点として、今回の制限は「Grok」そのものの画像生成/編集機能を全面的に停止するものではない。
Xや公式サイトから会話した際の「ユーザー自身が画像をアップロード」「テキストプロンプトから新規に画像を生成」といった、「Grok」単体で完結する画像生成/編集機能は引き続き利用可能だ。
さらに、特に問題視されている「ブラウザからの『Grok』を用いた直接の画像編集」機能についても、無料アカウントでも変わらずにできる状態となっている。
あくまで制限されたのは、Xの「@Grok」アカウントへのリプライを通じたタイムライン上に存在する他者の投稿画像を加工する導線のみとなっている。
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