米ラッパーLogic、Twitchと独占契約 ラップ引退表明から数日で

米ラッパーLogic、Twitchと独占契約 ラップ引退表明から数日で
米ラッパーLogic、Twitchと独占契約 ラップ引退表明から数日で

Logicさん/画像はユニバーサル ミュージック ジャパンの公式サイトより

POPなポイントを3行で

  • ラッパー・LogicがTwitchと独占契約
  • ラップ引退を発表してから数日後に発表
  • 「これからもミュージシャンでありラップも続ける」
アメリカ出身のラッパー・Logic(ロジック)さんが、ラッパーとしての引退発表から数日後、動画配信プラットフォーム・Twitchと独占契約を結んだことが明らかになった。

海外メディア「The Verge」のインタビューの中で、本人が自ら答えている(外部リンク)。

ゲーム好きで、これまでにもTwitchで配信を行い、現在10万人以上のフォロワーを有するLogicさん。グラミー賞のノミネート経験もあるラッパーの発表に注目が集まっている。

グラミー賞ノミネートも、米出身ラッパー Logic

Logic「1-800-273-8255 ft. Alessia Cara, Khalid」
Bobby Boy」と「Young Sinatra」といった名前でも知られるLogicこと、サー・ロバート・ブライソン・ホール2世さんは、アメリカはメリーランド州出身のラッパー。

17歳の頃からラップを本格的にスタート。2014年にリリースしたデビューアルバム『Under Pressure』はいきなり全米4位を記録した。

大ブレイクを果たしたのは2017年。全米の自殺防止対策ホットラインの番号をタイトルした楽曲「1-800-273-8255」は、第60回グラミー賞2部門にノミネート。

アレッシア・カーラさんとカリードさんと共演したシングルは、ユース世代を中心に多くの人の心をつかんだ。

2019年3月には自身初の小説『Supermarket』を出版、史上初めてラッパーとして『New York Times』のベストセラー1位を獲得している。

Twitchでの活動とは? 「これからもミュージシャンでありラップも続ける」

日本では、ユニバーサル ミュージック ジャパンいわく「全米屈指の“高速論理演算系”ラッパー」として人気を集めていたLogicさんは7月17日、ラッパーの引退を発表。 7月24日にリリースするアルバム『No Pressure』を最後に、ラッパーとしての活動を終えるとしていたが、4日後の21日にTwitchとの契約を明らかにした。

「The Verge」の記事によれば、自身をオタクと称するLogicさんは、Twitchを自身とそのファンがリラックスできるような場にしたいと発言。配信を視聴するファンを笑顔にすると語っている。

加えて、ラッパーを引退する理由について「音楽を強制されているように感じたから」と説明する一方で、「自分はこれからもミュージシャンでありラップも続ける」とコメント。

こうした発言から、今後Logicさんはビジネスとしての音楽活動ではなく、1人のミュージシャンやゲーマーとしての活動を、Twitch上で展開していくとみられる。

音楽家それぞれの選択

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