フジテレビ『世界SF作家会議』 冲方丁、劉慈欣らがアフターコロナ語り尽くす

フジテレビ『世界SF作家会議』 冲方丁、劉慈欣らがアフターコロナ語り尽くす
フジテレビ『世界SF作家会議』 冲方丁、劉慈欣らがアフターコロナ語り尽くす

『世界SF会議』イラスト作・森泉岳土さん/画像は「Hayakawa Books & Magazines」(note)から

POPなポイントを3行で

  • フジテレビで『世界SF作家会議』放送へ
  • 新井素子、冲方丁、藤井太洋、小川哲、大森望、劉慈欣が出演
  • 森泉岳土の新作、牛尾憲輔のテーマソングも必見・必聴
新井素子さん、冲方丁さん、藤井太洋さん、小川哲さん、大森望さん、劉慈欣(りゅう・じきん/リウ・ツーシン)さんらが出演する『世界SF作家会議』が、7月26日(日)にフジテレビ(地上波)で放送される。

日本を代表するSF作家と、現在世界を席巻しているSF長編『三体』の著者・劉慈欣さんがVTR出演し、世界各地で猛威を振るう新型コロナウイルス感染症(COVID-19)を、司会進行・いとうせいこうさんのもと語り尽くす。

放送時間は25時55分~26時55分。

またフジテレビでの放送を終えた直後の同日27時から、番組の全容を収めたオリジナル版が、フジテレビが運営するYouTubeチャンネル「8.8チャンネル」で配信される。

SF作家がコロナを解く『世界SF作家会議』

過去、現在、未来の時間軸を越境した作品を紡いできたSF作家が集結し、リモート会議を実施。

新型コロナウイルス感染症と共に生きる世界の今後を想像してみようという番組『世界SF作家会議』。

出演は代表作『星へ行く船』の新井素子さん、同『マルドゥック・スクランブル』の冲方丁さん、同『オービタル・クラウド』の藤井太洋さん、同『ゲームの王国』の小川哲さん、『三体』でヒューゴー賞を受賞した劉慈欣さんの5人。

司会はいとうせいこうさんが担当し、顧問として『三体』などの訳者である大森望さんを招いている。

漫画家・森泉岳土、音楽家・牛尾憲輔が番組を彩る

番組のために挿し絵を描き下ろした漫画家・森泉岳土さんの、アフターコロナをテーマにした新作漫画も番組内で公開。

また番組のオリジナルテーマソングを牛尾憲輔さんが担当している。

agraph名義と使い分けつつ、『ピンポン THE ANIMATION』『リズと青い鳥』などの劇伴を手がけ、電気グルーヴのライブサポートメンバーとしても活動してきた彼のサウンドが番組全体を彩る。

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番組情報

『世界SF作家会議』

放送日
7月26日(日)25時55分~26時55分/フジテレビ(関東ローカル)
配信日
7月26日(日)27時00分(予定)/8.8チャンネル(YouTubeチャンネル)

【出演】
<司会進行>
いとうせいこう
<顧問>
大森望
<SF作家>
新井素子
冲方丁
藤井太洋
小川哲

劉慈欣(※VTR出演)

<ビジュアル>森泉岳土
<サウンド> 牛尾憲輔

【番組スタッフ】
企画/黒木彰一(フジテレビ)
プロデュース/下川猛(フジテレビ)
演出/村尾輝忠
構成/竹村武司
編成/枝根利樹(フジテレビ)
プロデューサー/渡辺資
制作補/堤川周吉
制作/クラフト
技術/アポロ
協力/早川書房 小松左京ライブラリ
製作著作/フジテレビジョン


【50年前に日本で行われた、世界初の「SF作家シンポジウム」について】
AD1970年。まさに50年前。この日本において、世界初の「SF作家シンポジウム」が開かれた。第一回「国際SFシンポジウム」である。

これは、大阪万博の年に日本SF作家クラブが世界のSF作家を集めて開催した国際会議である。

冷戦下にあって、アメリカ・ソ連両国などの一流作家・評論家が史上初めて日本に集結し、大きな成功を収めた。実行委員長はパンデミックSFの金字塔『復活の日』、そして名作『日本沈没』で知られる小松左京。

今回の「世界SF作家会議」は、この「国際SFシンポジウム」に、半世紀の時空を超えて敬意を表しつつ開催された。そして、地上波での放送日がなんと小松左京の命日と重なるという奇遇も!

この「世界SF作家会議」を、偉大なる日本SFの先達・小松左京の想像力へ捧げたい。

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