Twitter社、RT前にリンクを開くか訪ねる新機能をテスト 米大統領選にも影響?

Twitter社、RT前にリンクを開くか訪ねる新機能をテスト 米大統領選にも影響?
Twitter社、RT前にリンクを開くか訪ねる新機能をテスト 米大統領選にも影響?

Photo by Marten Bjork on Unsplash

POPなポイントを3行で

  • Twitterがリツイートに関する新機能のテストを実施
  • トランプ大統領のツイートへの対応で話題のTwitter
  • 11月に迫る大統領選も影響?
Twitterのサポートアカウント「Twitter Support」が、リツイートに関する新機能のテストを実施していると発表。

リツイート時に当該ツイートのリンクを開いていない場合、先にリンクを開くかどうかを訪ねる新機能のテストを、Android版のTwitterで実施している。

トランプ大統領のツイートに警告表示を展開し話題のTwitter

このテスト実施は、不明確な情報が氾濫するタイムラインへの対応策と見られる。

Twitter本社のあるアメリカでは現在、元警官のデレック・チョーヴィンさんの暴行によるジョージ・フロイトさんの死亡事件が火種となってデモが活発化。便乗して一部で略奪行為なども行われているが、これに対してドナルド・トランプ大統領が、「略奪が始まれば銃撃も始まる」という文言を含んだ文章をツイート。

Twitterのアプリ・ブラウザ上ではこのように表示される

これが物議をかもしTwitter社は警告表示を展開しているが、同様の投稿がされているFacebook社は特に対応をしていない。この出来事をきっかけに現在、SNSに対する喧々諤々の議論がアメリカ国内で巻き起こっている。

また11月に行われるアメリカ大統領選に向けてますますSNSは活発化していくと予想されるが、Twitterのテスト実施には、この一大イベントの影響もあるのかもしれない。

日々変化を続けるSNS運用ルールの是非だが、日本でもTwitterでの誹謗中傷など様々な問題が噴出しているため、方針を示すTwitter社の動向に注目したい。

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