クソリプも「FF外から失礼します」もなくなる? Twitterがリプライ制限機能のテスト開始

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POPなポイントを3行で

  • Twitter社がリプライ制限機能のテストを世界中で開始
  • 現在iOS、Androidを問わずテスト参加者のみ使用可能
  • クソリプは消滅するのか?
Twitter社がリプライできる相手を制限する機能のテストを世界中で開始しました。

制限は3段階。ツイートへのリプライを「全員」「フォローしているアカウント」「@ツイートしたアカウントのみ」の3つから選ぶことができます。

現在iOS、Androidを問わずテスト参加者のみリプライ制限機能を使用できるのですが、テストの結果によっては標準機能として実装される可能性もあります。

そうなれば、そう、クソリプが滅ぶかもしれません

FF外から失礼します」も死語になるかもしれません。

リプライ制限機能のテストユーザー続々

テストが始まったのは日本時間で5月21日。

Twitter社のコミュニケーションチームが運営する「Twitter Comms」のツイートにもリプライ制限機能が働いており、実際に機能の効果を確かめることができます。

またテスト参加者は当然日本のユーザーにも多数いて、すでにリプライ制限機能を使用したツイートがタイムラインに流れています。

クソリプ、粘着がなくなる?

悪質なリプライで精神的に消耗するといった被害が後を立たないTwitter。

一般のユーザーであればブロックやミュートで事なきを得られますが、著名人のユーザーやフォロワー数の多いユーザーであればそうもいきません。

手を変え品を変え、粘着されるという被害を訴える声は常に上がっています。

リプライが制限されることで、そうした粘着や誹謗中傷を重ねる、いわゆる「クソリプ」を防ぐことができるかもしれません。 もちろんコメント付きリツイートはできるが、リプライに比べてアクション数が多く自分のTLに強制的に載ってしまうため、粘着の減少は期待できる可能性がある。

デマの真偽確認が難しくなるという懸念も

対して、リプライを制限することでデマの拡散防止における懸念点も国内外で持ち上がっています。例えば、ツイート内容の真偽をリプライの反応を参考に判断していたというユーザーは多いでしょう。

デマを拡散しようとするツイートへの措置としては、リプライではなく、コメント付きリツイートが挙げられます。ユーザーがツイートの不確実性を訴える手段は、効果のほどがどうあれ残されています。

しかしツイートの真偽を見極めるのは常に個人です。

リプライを参考にするにしろ、コメント付きリツイートを参考するにしろ、最終的な判断は各々に委ねられなければならない、というはインターネットやSNSの常でしょう。

また、いまはあくまでテスト段階です。すでに喧々諤々の意見交換が行われている現状は、Twitter社が望むテストの展開として良い方向に進んでいるのではないでしょうか。

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