制限は3段階。ツイートへのリプライを「全員」「フォローしているアカウント」「@ツイートしたアカウントのみ」の3つから選ぶことができます。
現在iOS、Androidを問わずテスト参加者のみリプライ制限機能を使用できるのですが、テストの結果によっては標準機能として実装される可能性もあります。
そうなれば、そう、クソリプが滅ぶかもしれません。
「FF外から失礼します」も死語になるかもしれません。
リプライ制限機能のテストユーザー続々
テストが始まったのは日本時間で5月21日。reply if you want to be verified!
— Twitter Comms (@TwitterComms) May 20, 2020
Twitter社のコミュニケーションチームが運営する「Twitter Comms」のツイートにもリプライ制限機能が働いており、実際に機能の効果を確かめることができます。
またテスト参加者は当然日本のユーザーにも多数いて、すでにリプライ制限機能を使用したツイートがタイムラインに流れています。
このクソリプ防止機能
— 空虚あみりちゃん@ツイッタラーいつも低浮 (@AmiriLover) May 21, 2020
ちゃんと機能してるのかな?
僕にリプできる人リプして
リプできない人はRTしてください。
クソリプ、粘着がなくなる?
悪質なリプライで精神的に消耗するといった被害が後を立たないTwitter。Twitterは、新たに会話の参加方法のテストを行います。
— Twitter Japan (@TwitterJP) May 21, 2020
✍️iOS、Android、https://t.co/3ItuU1abU5 上でツイートする前に、全員が返信(Twitterでのデフォルト設定) 、フォローしている人だけが返信、指定した人だけが返信できるかを選ぶことができるようになります👇https://t.co/XQc2mfGPw5 pic.twitter.com/uYP55BpxGl
一般のユーザーであればブロックやミュートで事なきを得られますが、著名人のユーザーやフォロワー数の多いユーザーであればそうもいきません。
手を変え品を変え、粘着されるという被害を訴える声は常に上がっています。
リプライが制限されることで、そうした粘着や誹謗中傷を重ねる、いわゆる「クソリプ」を防ぐことができるかもしれません。
もちろんコメント付きリツイートはできるが、リプライに比べてアクション数が多く自分のTLに強制的に載ってしまうため、粘着の減少は期待できる可能性がある。クソリプ防止機能、一見メリットしかなさそうだけど、パクツイの報告できなくなったり、変なデマが誰にも指摘されずに拡散される可能性とかあったりして、危険でもありそう???? pic.twitter.com/1MtpWQIy0R
— しば☆きょー (@illya_oneechan) May 21, 2020
デマの真偽確認が難しくなるという懸念も
対して、リプライを制限することでデマの拡散防止における懸念点も国内外で持ち上がっています。例えば、ツイート内容の真偽をリプライの反応を参考に判断していたというユーザーは多いでしょう。デマを拡散しようとするツイートへの措置としては、リプライではなく、コメント付きリツイートが挙げられます。ユーザーがツイートの不確実性を訴える手段は、効果のほどがどうあれ残されています。
しかしツイートの真偽を見極めるのは常に個人です。
リプライを参考にするにしろ、コメント付きリツイートを参考するにしろ、最終的な判断は各々に委ねられなければならない、というはインターネットやSNSの常でしょう。
また、いまはあくまでテスト段階です。すでに喧々諤々の意見交換が行われている現状は、Twitter社が望むテストの展開として良い方向に進んでいるのではないでしょうか。
ネット社会の泳ぎ方
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