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ハガキ職人をつくり手に お笑いラジオアプリ「GERA」誕生の理由は“喪失と感動”

POPなポイントを3行で

  • お笑いラジオアプリ「GERA」に注耳
  • 芸人とハガキ職人、リスナーが一体となるラジオ
  • より楽しい「おうち時間」のおともに
ハガキ職人をつくり手に お笑いラジオアプリ「GERA」誕生の理由は“喪失と感動”

お笑いラジオアプリ「GERA」中の人インタビュー

ネットラジオアプリ「GERA」が今、見逃す(聴き逃す)ことができないものとなっている。

このアプリには、普段ライブシーンで活躍している若手お笑い芸人が数多く参加。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大防止に伴い、自宅で過ごす時間が増えた人の楽しいお供として注目が集まっている。

ハガキ職人がラジオ制作に関わる仕組みをつくりたい」──そう「GERA」の展望を語るのは、発起人である“RN.(ラジオネーム)GERAの中の人”ことファンコミュニケーションズの恩田さん。

自身も大のラジオ好きな彼が「GERA」を立ち上げた背景には、大好きなラジオ番組の終了に伴う喪失感とラジオが生み出す熱量への感動があった。

「GERA」で大好きなラジオをより身近に

GERAに出演する芸人の一部

「GERA」はもともとYouTubeチャンネルとして、ネットラジオを配信していた。

チャンネル開設当初は、2020年元旦に放送されたテレビ番組「おもしろ荘」で注目を集めたラランドや、「令和元年度 花形演芸大賞」で銀賞を獲得したまんじゅう大帝国といった芸人が参加。

次第にリスナーも参加芸人も増え、2020年4月にはついにスマートフォンアプリ版をリリースした。
【まんじゅうラジオ#4】M-1でのアルピーとの出会い・初めての挨拶回り
現在では30近くものラジオチャンネルがアプリ内に開設。通常のコンビやトリオだけでなく、珍しい組み合わせのユニットやピンでのラジオも聴くことができる。

また、ラジオ1回の配信は長くても40分ほど。ちょっとしたスキマ時間に聴いたり、たくさんの芸人のチャンネルをお試し感覚で聴いたりできるのも「GERA」の魅力の1つだ。

「GERA」誕生のきっかけ「アルピーANNのような居場所を」

「新卒の頃から新規事業をやりたくて、5年目でチャレンジできたものの最初に立ち上げた事業は失敗。新規事業は人生を賭けてやらないとなかなか成功しない。それならば大好きなラジオで立ち上げたいと考えるようになり考案しました」

恩田さんは「GERA」を始めるきっかけとして2つの出来事を挙げる。1つは2016年、「アルコ&ピースのオールナイトニッポン(アルピーANN)」の終了だ。大きな喪失感を覚えた恩田さんは、「もう一度、あのラジオみたいな居場所をつくりたい」と感じていた。 2つ目は2019年、「オードリーのオールナイトニッポン10周年全国ツアー in 日本武道館」での感動。「ラジオという媒体を介して、熱量が高い人間が集まるとあんなにすごい空間が生まれる、人を感動させることができる」と驚いたという。

ラジオにまつわる2つの出来事が転機となり「ユーザーが望めば終わらない、ユーザーが一体となって楽しめるラジオを目指したい」と考えるようにった恩田さんは、「GERA」の事業を立ち上げる。

南キャン山里やアルピー平子、お笑い芸人からも注目

ラジオへの愛情と熱意をかけ、満を持してリリースされた「GERA」。芸人やリスナーからは、当初からポジティブな反応があったという。

芸人からは「こういう発信の場が欲しかった」「ラジオができて夢が1つ叶った」と表現する場として好評、リスナーからも「若手の芸人さんが話すラジオはなかったので嬉しい」と喜びの声が寄せられている。 アプリに対する反応は参加芸人にとどまらない。

南海キャンディーズ山里亮太さんや、恩田さんが愛した番組のパーソナリティーであるアルコ&ピース平子祐希さんらが、Twitterで「GERA」で配信中の番組について言及している。

「GERA」が目指す、全員がつくり手となるラジオ

芸人とリスナー双方から歓迎され注目が集まる「GERA」だが、出演芸人へのオファーからも「リスナーと一緒につくる」というラジオらしい考え方が感じられる。

「僕から『ぜひ出て欲しい!』と芸人さんにオファーしたり、逆にマネージャーさんからオススメされたり、TwitterのDMでリスナーさんから『この芸人を出して欲しい!』と要望をいただいたりと、いろいろなケースがあります!」

実際、お笑いコンビ・錦鯉の出演は、リスナーからの希望で実現。収録でもリスナーからのメールに頭を抱えたり、爆笑したりと、スタッフ含め和気藹々としている。
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「“番組を聴いてるんだ”ではなく“番組に携わっているんだ”と感じる人をどんどん増やしたい」と意欲を語る恩田さん。1リスナーとしても、どのような番組を一緒につくり上げていくことができるか、とても楽しみだ。

「リスナーさん・ハガキ職人さんを巻き込んで一緒につくっていく番組をたくさんつくりたい。情報の受け手だけでなく、『GERA』を通じてつくり手が増えるサポートもできればと思っています」

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