吉本興業、松本人志の性加害報道について調査 「事実は一切ない」から一転

吉本興業、松本人志の性加害報道について調査 「事実は一切ない」から一転
吉本興業、松本人志の性加害報道について調査 「事実は一切ない」から一転

文藝春秋を提訴したことが発表されたダウンタウンの松本人志さん/画像は吉本興業公式サイトより

吉本興業は1月24日、「週刊誌報道等に対する当社の対応方針について」と題した声明を発表した。

同社では1月23日に、外社外有識者を交えたガバナンス委員会を実施。

その中で、所属タレント・松本人志さんの性加害報道を巡る対応について、「何らかの形で会社としての説明責任を果たす必要がある」「当初の『当該事実は一切なく』との会社コメントが世間の誤解を招き、何を指しているのか不明確で混乱を招いた」等の指摘を受けたという。

その上で、一連の騒動については、コンプライアンスアドバイザーや外部弁護士を交えて、「当事者を含む関係者に聞き取り調査を行い、事実確認を進めている」と報告した。

松本人志の性加害報道を巡る吉本興業の対応

お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志さんによる性加害疑惑を『週刊文春』(文藝春秋)が報じたことを受け、吉本興業は2023年12月27日に公式サイトで声明を発表。

『週刊文春』の該当記事について「当該事実は一切なく」「客観的事実に反するもの」と否定していた。 その後、松本人志さんは裁判への集中を理由に、当面の間の芸能活動を休止。2024年1月23日に文藝春秋とほか1名を提訴したと発表した。

吉本興業は当初、会社として法的措置を検討していく予定であるとしていた。しかし、裁判は松本人志さん個人として訴えを起こしたものとなっている。
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