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POPなポイントを3行で

  • 無料音楽アプリ「MusicFM」の利用実態調査
  • 著作者らへの許可のない配信で違法性が指摘
  • 「使っている/使っていた」という回答は7割超

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違法音楽アプリ「Music FM」 7割以上が「使用したことがある」と回答

「Music FM」の利用実態に関するアンケート

スマートフォン向けアプリ紹介サービス「Appliv(アプリヴ)」が、無料音楽配信サービス「Music FM」の利用実態について調査を発表した。

調査は10代から30代の男女1203人を対象に、2019年6月18日から25日の7日間に渡って行われた。

調査によると7割超が「Music FM」を現在、または過去に使っていたことが明らかになった。

違法ながら多くのユーザーを持つ「Music FM」

「Music FM」は、AppleMusicSpotifyと同様、さまざまな音楽のストリーミング再生やダウンロードが可能なスマートフォンアプリ。

しかし、定額制のサブスクリプションサービスとは異なり、著作権者や制作会社などの許可なしに楽曲を配信しているため、その違法性が度々指摘されている。

違法ということを知らないままに利用しているケースもあり、これまでに多くの音楽関係者やインフルエンサーがその違法性を説明してきたが、依然利用者は後を絶たない。
【渋谷で調査】Music FMは違法アプリですけど、知ってました?

認知度はほとんどの世代で半数を超える

Music FMアンケート_1

「Music FM」を知っていますか?

「Music FM」の認知度は、半数を超える57.0%が「知っている」と回答。

知ったきっかけについては、 App StoreやGoogle Playストアなどの「アプリストア」が37.3%と1番多く、次に「友人に教えてもらった」が23.2%、「SNS」が17.6%と続く。

年代別の認知率は、「知っている」と回答した割合は15歳から19歳が特段多かった。

しかしほとんどの年代で半数以上が「知っている」と回答していることから、やはり「Music FM」の認知度は高いと言えるだろう。

「利用経験がある」回答は7割以上

Music FMアンケート_2

「Music FM」を使ったことがありますか?

使用状況に関しては、「Music FM」を「現在使っている」が41.0%で、「過去使っていた」が31.8%となっており、利用経験者の割合は全体の7割を超えた。

「Music FM」の違法性が指摘されている中、月額制のサブスクリプションサービスではなく、こうした無料アプリが使われる背景として「中高生はお金がないから」と考察されることも多い。
Music FMアンケート_6

「Music FM」の年代別利用率

しかし、「現在使っている」や「過去使っていた」と答えた人を年代別に見ると、最も多いのは15歳から19歳、次いで20代だった。

金銭的には一番自由が制約されているであろう15歳未満の割合は最も少なかったという点をみても、「お金がないから違法性のある無料サービスを利用する」という指摘はまったく当たっている、とは言いがたいのではないだろうか。

利用される一番の理由は「無料だから」

Music FMアンケート_10

「Music FM」を使う理由として当てはまるのはどれですか?

「Music FM」を利用する理由として最も多かったのは、やはり「無料だから」。

その違法性を認識してはいるのかもしれないが、金銭的な負担なくサービスを享受できるという点が魅力的に映るようだ。

サブスクリプションサービスにも無料プランがあるが、機能に制約があることから、不便なく使うことができる「Music FM」を選ぶ人も多いのかもしれない。
Music FMアンケート_13

「Music FM」が有料になった場合、月いくらまでなら利用しますか?

「Music FM」以外で音楽を聴く方法に対する回答に64.4%の回答を集めたのは「YouTubeなどの動画サービスで聴く」。

そして『「Music FM」が有料になったらどうするか』という質問に対して「有料なら使わない」と回答した人が42.3%と最も多かったことを見ても、「無料で受けられるサービス」を利用したい人が多いように思える。

有料で「Music FM」を利用することになった場合も、「101円〜500円までなら」と回答する人が最多。

月額1000円前後かかるサブスクリプションサービスは高いと感じている人が多いようだ。

「Music FM」利用実態調査の結果をまとめて見る

問われる是非

アーティストや、それを我々コンテンツの受け手に届ける制作会社への許可をとらずに配信するサービスが蔓延し、その利用者がこのまま増えてしまうと、作り手側の収益はさらに減ってしまう。

そうすると作り手は新たな作品を作ることができなくなる。届くものもなくなってしまう。

今、自分が得をして作品やサービスを受け取ること以上に、この先、アーティストがものづくりを続けられる環境を支えることを考えてサービスを選び取ることが大切であるように思う。

出典: アプリ紹介サービス「Appliv(アプリヴ)」(外部リンク

違法は違法です

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