BOOKOFF 渋谷センター街店/ヤフOFF! フラッグシップストア渋谷が7月22日(日)で閉店することがわかりました。
同店は2008年にオープン。本や漫画、CDだけでなく、地下には古着を取り扱うBINGO!もかまえており、渋谷の数少ないカルチャーやファッションの大型リユース店として機能していました。
同社は従来の個人営業的な古書店のイメージを一新し、コンビニを連想させるような気軽でポップな雰囲気の店づくりを行い、急成長を遂げてきました。2004年には上場を果たし、現在のブックオフ店舗数は800を越えています(直営・フランチャイズ含む)。
しかしながら、近年のブックオフは経営不振に陥っているとTHE PAGEが報じている通り(外部リンク)、その背景には、電子書籍化による紙媒体の市場縮小や、メルカリやフリルを中心とする個人売買を当たり前のものとしたフリマアプリの拡大が考えられます。
激変するネット時代のリユース業界にも対応する試みとしてか、ブックオフ渋谷センター街店は、ヤフオク!とも連携。ブックオフに商品を持ち込むことでヤフオク!に出品することができるというサービス・ヤフオフ!も提供していました。
最近では、2018年4月に渋谷の書店の老舗・山下書店が閉店。2017年には、ブックファースト渋谷文化村通り店が撤退するなど、渋谷から本屋が次々と失われていっています。
同店は2008年にオープン。本や漫画、CDだけでなく、地下には古着を取り扱うBINGO!もかまえており、渋谷の数少ないカルチャーやファッションの大型リユース店として機能していました。
激変するリユースと出版業界
ブックオフは書籍や漫画を中心に買い取りを行って店頭で再販売するというリユースチェーンの大手。同社は従来の個人営業的な古書店のイメージを一新し、コンビニを連想させるような気軽でポップな雰囲気の店づくりを行い、急成長を遂げてきました。2004年には上場を果たし、現在のブックオフ店舗数は800を越えています(直営・フランチャイズ含む)。
しかしながら、近年のブックオフは経営不振に陥っているとTHE PAGEが報じている通り(外部リンク)、その背景には、電子書籍化による紙媒体の市場縮小や、メルカリやフリルを中心とする個人売買を当たり前のものとしたフリマアプリの拡大が考えられます。
激変するネット時代のリユース業界にも対応する試みとしてか、ブックオフ渋谷センター街店は、ヤフオク!とも連携。ブックオフに商品を持ち込むことでヤフオク!に出品することができるというサービス・ヤフオフ!も提供していました。
最近では、2018年4月に渋谷の書店の老舗・山下書店が閉店。2017年には、ブックファースト渋谷文化村通り店が撤退するなど、渋谷から本屋が次々と失われていっています。
変わりゆく渋谷の風景
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連載
日本が世界に誇るべき最高のポップシティ、渋谷。 あらゆるカルチャーと人種が集まるこの街で、毎日のように繰り広げられるパーティー、愛のはじまり、夢の終わり、高揚感と喧噪、その捉えがたきポップの断片をかき集める人気連続企画。 2010年代は渋谷から発信されていく、と思う。
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