気温も下がり、夏のことがもう思い出のように遠くなりました。今回紹介する映画:『ディーン、君がいた瞬間』
一人旅の猛暑日に、金沢の21世紀美術館にお気に入りのアンディ・ウォーホルの花のプリントの帽子を被って行ったこと、いつかうんと好きな人ができたら話したいな、なんて思っている今日ですが、芸術の秋といえど今年の秋は美術館に行く暇がなさそうです。
またもっと昔の初夏、学校の遠足で箱根 彫刻の森美術館のピカソ館の前で、親友と大げんかをしたことも思い出しました。彼女は私に、「ピカソはせっかく上手い絵が描けるのにどうしてあんなふうに形を崩して描いてしまうのか」と言いましたが、私は「試みること」自体が芸術家の使命だと思っていたので、それが発端でわかりあえず長引く喧嘩になったのです。 このコラムを続けていくうちに私にも、「映画の話は難しいのでわかりません」など、芸術的なものは自分の領域ではない、と暗に線...
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