宮藤官九郎が大河ドラマで「オリンピック」描く 33年振りの近現代史

宮藤官九郎が大河ドラマで「オリンピック」描く 33年振りの近現代史
宮藤官九郎が大河ドラマで「オリンピック」描く 33年振りの近現代史

YouTube/宮藤官九郎監督が登壇!『TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』 Q&A “TOO YOUNG TO DIE!” Q&A より

2019年1月より放送を予定しているNHKの大河ドラマで、宮藤官九郎さんが脚本を手掛けることがわかった。

題材は「オリンピック」で、全50回の放送を予定。近現代を舞台にした大河ドラマは、1986年に放送された『いのち』(作:橋田壽賀子さん)以来33年ぶりとなる。

大河ドラマで描かれるのは激動の52年間

今作は宮藤官九郎さんが大河ドラマにために書き下ろしたオリジナル脚本でつくられる。

日本選手がたった2人で参加した1912年のストックホルム大会から、1964年の東京オリンピック開催までという激動の52年間をクローズアップしていくという。

戦争の影響により幻となったオリンピックの自国開催、戦後の競技再開とともに関東大震災東京大空襲といった歴史も盛り込まれる予定だ。

また、宮藤官九郎さんが脚本を担当した朝の連続テレビ小説『あまちゃん』において、タッグを組んだ制作陣も集結。制作統括を務めるチーフ・プロデューサーは訓覇圭さん、演出を務めるチーフ・ディレクターは井上剛さんの名前が挙がっている。

宮藤官九郎さんは、大河ドラマを担当することについて、以下のようにコメントしている。

宮藤です。
歴史を動かした人物にも、戦国時代にも幕末にもあまり思い入れがないから、自分に大河ドラマは無理だろうと思っていました。
しかし、かつては現代劇や架空の人物を描いた大河もあったそうです。
「だから大丈夫です、できる題材を探しましょう」という優しい言葉を頂き、だんだんその気になり、考えたのが『東京』と『オリンピック』の物語です。
日本人が初めてオリンピックに出場した明治の終わりから、東京にオリンピックがやってきた1964年までの、およそ50年。戦争と政治と景気に振り回された人々の群像劇。歴史に〝動かされた〟人と町の変遷を一年かけてじっくり描く予定です。
まあ、こんな大河も、たまにはいいよね、と大目にみて頂けたら幸いです。がんばります。 NHKドラマより

このドラマを観れば、2020年の東京オリンピックがもっと楽しくなるかも?

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