バカリズム作『架空OL日記』が映画化 OLに扮し綴った狂気のブログ

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『劇場版 架空OL日記(仮)』

POPなポイントを3行で

  • バカリズムが原作・脚本・主演の『架空OL日記』が映画化決定
  • 公開は2020年を予定
  • バカリズムが姿そのままに「普通のOL」を演じる狂気の作品
お笑い芸人のバカリズムさんが原作と脚本、そして主演をつとめ、大きな話題となったドラマ『架空OL日記』が遂に映画化することが決定した。

バカリズムさんが演じるのは、「銀行に勤めるごく普通のOL」。ヘアアレンジやメイクをすることもなく、ただバカリズムさんがそのままの姿でOLとして登場する。役名も升野英知(バカリズムさんの本名)。なのに不思議とまったく違和感がない。

劇場版もドラマと変わらず、職場の同僚として夏帆さんや臼田あさみさん、佐藤玲さん、山田真歩さんが出演予定だ。

2017年のドラマ放送当初、世間のOLから共感の嵐が巻き起こり、その年の優秀な番組や個人、団体を表彰する「第55回 ギャラクシー賞」でも奨励賞を獲得した話題作だ。待望の劇場版は2020年に公開予定。

共感と狂気のドラマ『架空OL日記』

本作の原作『架空OL日記』は、2006年から3年間、バカリズムさんが銀行勤めのOLのふりをして書き込み続けたブログを書籍化したもの。 なぜ誰にも言わず、OLに扮して3年もの間ひたすらにブログを更新し続けたのか。バカリズムさんのネタの端々に見える静かな狂気をここにも感じる。

しかもその内容があまりにリアルすぎたため、ブログの読者だれもが「本物のOL」が書いていると信じて疑わなかったのだ。そのため、書籍化された際にも「女心がわかりすぎている」「なぜこんなことを…」と話題を集めた。

2017年にはバカリズムさんが主演となり、連続ドラマ化。社員食堂や更衣室で同僚と上司の愚痴を言い、仕事終わりにはジムに通ったりショッピングしたり…。あまりにOLらしいOLを、バカリズムさんが淡々と演じている。 バカリズムさんは本作で脚本家としても注目を集め、上でも触れた第55回ギャラクシー賞において特別賞を受賞。また、宮藤官九郎さんや、人気ドラマ『カルテット』の脚本を手がけた坂元裕二さんらも過去に受賞している向田邦子賞も受賞した。

すでに撮影開始の模様

『劇場版 架空OL日記(仮)』の製作は本日6月7日の朝に発表されたばかりだが、バカリズムさんは既に撮影が始まっていることを明かした。 この特報に、ファンからは「超楽しみです!!」と映画化決定を喜ぶ声が多く寄せられた。

また、バカリズムさんのこのツイートへのリプライ以外にも、Twitterでは「架空OL日記」というキーワードがしばらくトレンド入りするほど、多くのユーザーがこのニュースに「待ってました!」「最高!」「絶対観に行く」と反応。 人気ドラマ作品の映画化に対し、バカリズムさんは「そのうちやれるとは思っていましたが、率直な気持ちとしては、嬉しいです。その一言ですね。」「ドラマ版と一緒で、これといった事件は起きないのですが、見る人が心地好く、ずっと見ていられる作品だと思います。」とコメント。

公開は2020年とまだまだ先だが、DVDで復習しながら首を長く長くして公開を待ちたい。

(C)2020 『劇場版 架空OL日記』製作委員会

待望の劇場版

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作品情報情報

架空OL日記

公開
2020年公開予定
脚本・主演
バカリズム
監督
住田崇
製作
「劇場版 架空OL日記(仮)」製作委員会
配給
ポニーキャニオン/読売テレビ
制作プロダクション
AOI Pro.

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