【ポケモンGO】まだレベル20以下なの？ 友情を壊すほど強くなる方法

てか、「ポケモンGO」やってる？

音楽関係でのメディア露出より、ゲームプレイヤーとしてのインタビューが多くなっています。作曲家のさつき が てんこもり（@TENKOMORI）です。

「ポケモンGO」が全世界で累計1億ダウンロード達成したニュースや、駅や公園でポケモントレーナーがごった返す現状は、まさに社会現象そのものです。

僕は「ポケモンGO」を開発するNianticの前作「ingress」でも、国内外で開催される大型イベントで自陣営の為に戦い抜いてきましたし、今春に実施された「ポケモンGO」フィールドテストへも、テスターとして協力していました。

そんなワケで、日本リリースからのこの2週間は、収録の現場や飲み会に顔を出す度に、やれ「コイルはどこに居る？」だの「個体値って何？」だのという、調べればすぐにわかるような質問を延々と浴びてきたのです。

あのな、お前ら「ポケモンGO」を舐めるんじゃないよ。

もし読者であるエリートトレーナーの皆様が、1XPでも多く稼ぎたいこの時期に、クソな質問をぶつけられフラストレーションを溜めこむくらいなら、どうか黙ってこの記事のURLをコピペして送りつけてもらいたい。

この連載を通して「ポケモンGO」に関する初歩的な疑問はもちろん、もっと強くなりたいというエリートトレーナーの思いにいたるまで、寝る間を惜しんでボールを投げ続けている僕が答えていきたいと思います。

まさか「ポケモンGO」知らないヤツなんていないよね？

念のため「ポケモンGO」を知らない人のためにご説明しておきます。スマホ用ゲーム「ポケモンGO」は、GPSを用いたいわゆる「位置ゲー」になります。

なので、実際に自分の足を使って街中でポケモンを捕まえたり、ポケモン本編と同様に、ほかのトレーナーのポケモンと戦ったりします。 この連載では、そんな「『ポケモンGO』で交友関係を壊すぐらい強くなる方法」と題して、「同僚やサークルの仲間に差をつけたい」「常軌を逸したCPやレベルの高さを自慢したい」という欲求を満たす方法を紹介していきます。

ですが、これには周囲の人間がちょっと引く様なプレイングをしなくてはいけません。

それは本家『ポケモン赤・緑』が発売された、あの日から同じ。我々ゲーマーにとって、ゲームは常に争いの原因です。

あなたに「足並みを揃えて、みんなで一緒に楽しみたい。」という、コミュニティにおける暗黙の了解を壊す覚悟はありますか？

もしその覚悟があるのなら、

それを壊すくらい強くなる方法、教えます。

ポケモンGO攻略tips1　「ポケモンのアメ」を貯めて、一気に進化させよう

それぞれの種族のポケモンを進化／強化するために必要な「ポケモンのアメ」。

ポケモンを捕まえた際に手に入るほかに、「博士に送る」「タマゴのふか」「ポケモンの進化」を選択することでも、それぞれの種族の「ポケモンのアメ」を入手することが可能です。

この「ポケモンのアメ」を貯めに貯め、後述の「しあわせタマゴ」を併用して一気に進化させます。このコンボによって、多大な進化時経験値を獲得することができます。

僕は最初期から、これを「アメ」と「進化（Evolution）」から取って「アメエボ」と定義しています。 特にキャタピー、ビードル、ポッポは、進化に必要な「ポケモンのアメ」が、最低値である12個に設定されています。

なので、あなたの家の周りで彼らに多く出会える場所をすぐに見つけましょう。特に初心者は優先的に捕まえるべきポケモンです。

逆に、フィールド上でよく出会うカイロスなどの進化先が無いポケモンは、手持ちのボールの数が少ない場合は捕まえないという選択肢も出てくるでしょう。とにかく駆け出しのトレーナーは、20レベルまではこの「アメエボ」だけを繰り返してください。

なぜなら20レベル以下では、どう足掻いても地域の強豪トレーナーたちからジムを防衛することはできません。あとあと間違いなく不足する「ほしのすな」を使ってポケモンを強化するなど、もってのほかです。

この「アメエボ」については、僕が仲間たちとゲーム実況している「ポケモンGO」動画でも触れているので、あわせて御覧ください。

ポケモンGO攻略tips2　風俗を我慢したと思って、1万円お布施しよう

風俗、飲み会、ギャンブル、接待ゴルフ……。

理由は何でもいいので、「大人の趣味としてはコスパが良い」と考えて、まずは1万円課金しましょう。

攻略方法としては身もふたもない話に聞こえると思いますが、MMORPGに触れたことがあるプレイヤーには、基本プレイ無料という言葉がわかりやすいかと思います。

この「ポケモンGO」も、基本プレイ無料の形式を採用していますので、多くのプレイヤーが課金せずに遊んでいます。ですが、その「無課金勢」の中で、本当に強いトレーナーになれるのはごく一部の切れ者だけです。

1万円は決して安い値段ではありません。しかし1万円用意するだけで、プレイ人口1億人を超えるゲームの、少なく見積もっても5000万人以上の無課金プレイヤーを圧倒できるのです。 それでは、課金して買うべきアイテムはなんでしょうか。

まずは、立ち回りの制約をなるべく減らすため「バッグアップグレード」を数回してください。最大でインベントリを1000まで拡張することもできますが、600前後までアイテムが入るようにしておくと、ひとまず安心してプレイできます。

次は経験値を大量獲得できる「しあわせタマゴ」「ふかそうち」の2つを買いましょう。

「しあわせタマゴ」は30分間のあいだ、取得経験値を200%にできるという課金アイテムらしい課金アイテムです。

「ふかそうち」は3回使うと無くなってしまうので、リリース当初はとても低い評価のアイテムでした。ですが、孵化にかかった距離に応じて、入手できる「ポケモンのアメ」にボーナスが追加されることがわかってからは、優先して手に入れたいものの1つになりました。ポケモンが孵化すれば「ほしのすな」や経験値も手に入ります。

とにかく、まずは20レベルまで上げてください。 20レベルに達したら「モンスターボール」の購入も視野に入ります。野生のポケモンのCPが高くなり、「ボール」から出てしまうことが多くなるからです。

「モンスターボールに課金するのは情弱」という意見も散見されますが、自分の住んでいる地域によって、プレイ環境が全く変わってしまうのが「位置ゲー」のシステム。ポケモンの出現頻度が高い地域であるほど、ボール不足は顕著になるでしょう。

逆に「ルアーモジュール」は、人が集まる大きな公園や駅前では、設置したくても、すでにほかのプレイヤーが設置していることも多く、個人的には大量に購入する必要を感じません。

場所を問わずポケモンを寄せつける「おこう」も、やり込むほどにどうしても「モンスターボール」が足りなくなる現在の仕様においては、そこまでコストパフォーマンスが高くないと感じます。

もちろんお財布に余裕があるのなら、どのアイテムもあればあるだけいいでしょう。

全てを捨てて「ポケモンGO」をする覚悟はできましたか？

まずは初回ということで「チュートリアル」「初心者」と侮蔑される20レベル以下からの脱却を主軸にして、紹介しました。シンプルですが、これが1番早く「初心者」を脱却する方法です。

余談ですが、僕は「ポケモンGO」リリース直後、我先に20レベルを越えようと新宿を走り回っていたら、TBS系列「アッコにおまかせ！」のスタッフに取材され、Twitterで多数のフォロワーからからツッコミを受けています。

さっきパってつけたテレビにさつき が てんこもりさん出ててびびった

— ASCA.FA》そろそろメイト行きたい (@09cZ16_Z) 2016年7月24日

アッコにおまかせ見てたらさつきがてんこもりさんいたよ

— えりりさんは課題終わらせなさい@ラ (@Eriri_tsuki) 2016年7月24日

さてこの記事を読んだ皆様は、僕のように全てを捨てて「ポケモンおじさん」を地で行く覚悟ができましたか？

次回からはいよいよ、ジム戦での実戦を視野に入れて、強い個体値を持つポケモンの揃え方をはじめとした「ポケモンおじさん」に向けた攻略方法を紹介していきますので、お楽しみに！