元スタジオジブリのアニメーター 27年の回顧録「エンピツ戦記」刊行

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元スタジオジブリのアニメーター 27年の回顧録「エンピツ戦記」刊行
元スタジオジブリのアニメーター 27年の回顧録「エンピツ戦記」刊行

『エンピツ戦記 - 誰も知らなかったスタジオジブリ』

アニメーションスタジオ・スタジオジブリの元アニメーター・舘野仁美さんによる書籍『エンピツ戦記 - 誰も知らなかったスタジオジブリ』が、11月21日(土)に中央公論新社より刊行される。

アニメ映画『となりのトトロ』から『思い出のマーニー』まで、アニメーターとして同スタジオに所属した舘野さんの27年間の回顧録となる。

ブックカバーのイラストは、同じく元スタジオジブリのアニメーター、大橋実さんの描き下ろしとなる。価格は1,512円(税込)。

アニメーターの視点からジブリの舞台裏を覗く

舘野仁美さんは、東京デザイナー学院を卒業後、作画スタジオやフリーランスを経て、1987年にスタジオジブリに移籍したアニメーター。

もののけ姫』や、『ハウルの動く城』など、数多くの人気アニメ映画で動画チェックなどを手がけてきた。

2014年、スタジオジブリを退職後は、東京・西荻窪に「ササユリカフェ」をオープンし、オーナーシェフをつとめている。

今回、刊行される『エンピツ戦記 - 誰も知らなかったスタジオジブリ』は、スタジオジブリ出版部が発行する小冊子『熱風』での連載に加筆され、一冊の単行本にまとめられている。

宮崎駿監督や高畑勲監督、スタッフたちとのエピソードなど、同スタジオの舞台裏が語られるほか、プロデューサーの鈴木敏夫さんによる序文「メイちゃんの誕生」も収録される。

自らを「ジブリ王国のエンピツ戦士」と呼ぶ舘野さんの、アニメーターとしての経験や想いが詰まった一冊となっている。

執筆者:あそうはるか
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