2012年、最も世間の注目を集めた、「iPS細胞騒動」の中心にいた森口尚史・元東京大学特任教授。騒動から今日まで、DJデビューをしたかと思えば芸能事務所と契約しTV出演を果たすなど、常に予想の斜め上をゆく活動を繰り広げ、その度に話題をさらっていた。そして2013年4月3日(水)、その森口元教授が繰り出した次なる一手は、「独占告白」と銘打ち、未公開資料などを交えながら「iPS細胞騒動」について森口元教授の立場から語り尽くす電子書籍をAmazon Kindleストアで販売するという、またしても予想外にして大胆不敵な展開だった。
京都大学の山中伸弥教授が、様々な細胞に変化できる能力を持ち再生医療の実現につながる、「万能細胞」と呼ばれる「iPS細胞」を初めて作製した功績が認められ、2012年10月にノーベル生理学・医学賞を受賞した。同月、当時東京大学特任教授だった森口尚史さんがiPS細胞を使った世界初の臨床応用をしたと新聞で報じられた。しかし、直後から経歴や事例について数々の疑惑が巻き起こり、最終的には森口元教授はその事例の大半を虚偽と認めたため、マスコミが連日批判的な報道をくり返したことは記憶に新しい。
ただし、森口元教授は、事例数は虚偽であったものの、世界初のiPS心筋移植となる1例は事実であると主張していた。しかし、明確な根拠を欠いたため、まともにマスコミにとりあってもらえず、その真相についてはうやむやのまま、マスメディアなどの表舞台からは姿を消してしまった。
そこへきて今回、いつの間にか「医学ノンフィクションライター」という肩書きを名乗る森口元教授本人が、研究実績や経歴、当時の騒動、そして〝「事実上世界初」となるiPS細胞の臨床応用に関してまで、未公開資料を交えて、事実関係を徹底的に語りつくす充実の内容〟で電子書籍を出版した。
事実がどうであれ、騒動に関して、不明瞭な点が多かったのは確かだ。その理由は、森口元教授がきちんと主張する場をほとんど用意されなかった点、なにより本人の口が重かった点が挙げられる。その意味で、とうとう沈黙を破った今回の出版は、貴重な資料であることは間違いない。
公開されている特設サイトでは、今回の電子書籍の出版はあくまで再始動計画の序章でしかなく、今度さらなる弾を用意していることをにおわせている。
「iPS細胞騒動〜ヒトiPS細胞に関するHopeとHype〜」と題し、前後編で刊行された本書を読めば、「iPS細胞騒動」の真実の一端がわかる!?
iPS細胞騒動〜ヒトiPS細胞に関するHopeとHype 特設サイト
http://www.adgood.co.jp/moriguchi_ips.html
iPS細胞騒動〜ヒトiPS細胞に関するHopeとHype〜(前編)
価格:¥300(税込) 【内容】
●騒動前までの研究実績・経歴
●事実上世界初となったヒトiPS細胞由来心筋細胞臨床応用の経緯
●その事実関係と裏話
●臨床応用の基盤となった新しい細胞調整技術の紹介
iPS細胞騒動〜ヒトiPS細胞に関するHopeとHype〜(後編)
価格:¥250(税込) 【内容】
●山中先生のノーベル賞受賞発表とその周辺話
●iPS大騒動の始まり
●騒動を大きくするマスコミ、それに纏わる学者・識者によるコメントへの批判と批評
●日本の成長戦略の鍵!?・・・「ヤマナカノミクス」とは?
京都大学の山中伸弥教授が、様々な細胞に変化できる能力を持ち再生医療の実現につながる、「万能細胞」と呼ばれる「iPS細胞」を初めて作製した功績が認められ、2012年10月にノーベル生理学・医学賞を受賞した。同月、当時東京大学特任教授だった森口尚史さんがiPS細胞を使った世界初の臨床応用をしたと新聞で報じられた。しかし、直後から経歴や事例について数々の疑惑が巻き起こり、最終的には森口元教授はその事例の大半を虚偽と認めたため、マスコミが連日批判的な報道をくり返したことは記憶に新しい。
ただし、森口元教授は、事例数は虚偽であったものの、世界初のiPS心筋移植となる1例は事実であると主張していた。しかし、明確な根拠を欠いたため、まともにマスコミにとりあってもらえず、その真相についてはうやむやのまま、マスメディアなどの表舞台からは姿を消してしまった。
そこへきて今回、いつの間にか「医学ノンフィクションライター」という肩書きを名乗る森口元教授本人が、研究実績や経歴、当時の騒動、そして〝「事実上世界初」となるiPS細胞の臨床応用に関してまで、未公開資料を交えて、事実関係を徹底的に語りつくす充実の内容〟で電子書籍を出版した。
事実がどうであれ、騒動に関して、不明瞭な点が多かったのは確かだ。その理由は、森口元教授がきちんと主張する場をほとんど用意されなかった点、なにより本人の口が重かった点が挙げられる。その意味で、とうとう沈黙を破った今回の出版は、貴重な資料であることは間違いない。
公開されている特設サイトでは、今回の電子書籍の出版はあくまで再始動計画の序章でしかなく、今度さらなる弾を用意していることをにおわせている。
「iPS細胞騒動〜ヒトiPS細胞に関するHopeとHype〜」と題し、前後編で刊行された本書を読めば、「iPS細胞騒動」の真実の一端がわかる!?
iPS細胞騒動〜ヒトiPS細胞に関するHopeとHype 特設サイト
http://www.adgood.co.jp/moriguchi_ips.html
iPS細胞騒動〜ヒトiPS細胞に関するHopeとHype〜(前編)
価格:¥300(税込) 【内容】
●騒動前までの研究実績・経歴
●事実上世界初となったヒトiPS細胞由来心筋細胞臨床応用の経緯
●その事実関係と裏話
●臨床応用の基盤となった新しい細胞調整技術の紹介
iPS細胞騒動〜ヒトiPS細胞に関するHopeとHype〜(後編)
価格:¥250(税込) 【内容】
●山中先生のノーベル賞受賞発表とその周辺話
●iPS大騒動の始まり
●騒動を大きくするマスコミ、それに纏わる学者・識者によるコメントへの批判と批評
●日本の成長戦略の鍵!?・・・「ヤマナカノミクス」とは?
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