キム・ジョンギ

きむじょんぎ

キム・ジョンギ(Kim Jung Gi)は、1975年生まれ、韓国出身のイラストレーター/漫画家。“世界一絵が上手い”や“天才”とも呼ばれるクリエイター。2022年10月3日死去。

キム・ジョンギ

概要

鳥山明の漫画『Dr.スランプ』をきっかけに絵を描き始め、2002年『Young Jump』誌に掲載した『Funny Funny』でデビューを果たした。

筆ペン1本、下書きなしの状態から生み出される精巧な筆致で、メカや動物、人物たちを描くライブドローイングは大きな注目を集め、世界中からライブドローイングのオファーが殺到。

圧巻の制作スタイルは、日本を代表する漫画家の一人である『血界戦線』の作者・内藤泰弘が「魔法みたい」と称賛するほど。

日本のクリエイターとのコラボレーションや親交も多く、寺田克也とは画集『寺田克也+キム・ジョンギ イラスト集』を刊行。大友克洋のトリビュート展「TRIBUTE TO OTOMO EXHIBITION」ではライブドローイングを披露していた。

「東京コミコン2017」でライブドローイングを行った際には、真っ白なキャンバスに、下書きなしで壮大なイラストが描かれる様に、会場を歩く人が思わず足を止めて目を奪われていた。

2022年10月5日、公式Twitterで10月3日に亡くなっていたことが発表された。ヨーロッパでの仕事を終えて、ニューヨークに向かうため訪れた空港で心臓の異常を感じ、近くの病院に搬送され手術と集中治療を受けたものの、そのまま亡くなったという。

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