クラウドファンディング「うぶごえ」未払い問題を受け、被害ゲームが開発継続を約束

  • 0
KAI-YOU編集部_ゲーム部門
クラウドファンディング「うぶごえ」未払い問題を受け、被害ゲームが開発継続を約束
クラウドファンディング「うぶごえ」未払い問題を受け、被害ゲームが開発継続を約束

「うぶごえ」からの未払い問題を告発していたゲーム『シブヤスクランブルストーリーズ』/画像はゲーム公式Xから

ゲーム『シブヤスクランブルストーリーズ』の公式Xが、開発の過程で支援を募るため活用していたクラウドファンディングサービス「うぶごえ」を巡る問題を受け、今後の開発に関する声明を発表した。

声明では「うぶごえ」からの入金遅延問題の進展に関して「裁判等の事実はございません」「法的手続きに則り適切に対応しております」と説明。

現状について「開発は一切中断しておりません」と強調しつつ「スタッフ一同、必ずや最高の『シブヤスクランブルストーリーズ』をお届けすることを固くお約束いたします」と宣言している。

また、4月28日(火)には東京・渋谷の施設「404 Not Found」でメインキャストを発表することを明かしている。

5000万円以上の支援を集めたゲーム『シブヤスクランブルストーリーズ』

『シブヤスクランブルストーリーズ』は、ゲーム『428 〜封鎖された渋谷で〜』などを手がけてきたイシイジロウさんが企画する新作ゲーム。

『シブヤスクランブルストーリーズ』プロモーションビデオ

本格的な始動に先立って、2025年5月からプロトタイプの制作を目標として「うぶごえ」でのクラウドファンディングを実施。500万円という目標額を大きく上回り、約5475万円もの支援が集まっていた。

また2025年7月には、その話題が広まったことで東急不動産とSkeleton Crew Studioの2社がパートナー企業として支援を行うこと、ゲーム本編の開発が決定したことが発表されていた。

その後約半年を経て、2026年3月28日にプロジェクト公式Xから「うぶごえ」側の入金遅延が告発され、大きな話題を集めることとなった。

開発陣は「プロジェクトは止まりません」と宣言

『シブヤスクランブルストーリーズ』が明かしたのは、入金予定の金額のうち2775万円が「うぶごえ」側から入金されておらず、法的措置を含めた対応に踏み出しているという状況。

当時の発表では、この事態について「前代未聞のことであり、たいへん遺憾に感じております」と綴られていた。

一方で支援者に対しては、グッズなどを伴うリワードの発送はすでに完了しており、ゲーム内への反映などを伴うリワードについても「入金状況に関わらず、開発・制作を継続し、必ず実現してまいります」と約束。

今後についても「プロジェクトは止まりません」と表明しており、今回の発表では、改めて「プロジェクトは既に前進しておりますのでご安心ください」と宣言した。

今後の窓口として開設したメールマガジンについてや、第2回クラウドファンディングへ向けて多方面と調整を行っている旨を説明している。

騒動の最中、公式サイトへのアクセスが不能となっている「うぶごえ」

告発を受けた「うぶごえ」は、掲載者手数料0%、調達資金100%活用を謳うクラウドファンディングプラットフォーム。

『シブヤスクランブルストーリーズ』の告発を皮切りに、同サービス上で実施されていた別のプロジェクトにおいても、入金遅延などのトラブルが表面化している。

トラブルが注目を集める中、4月15日ごろから「うぶごえ」公式サイトがアクセス不能に。

16日15時ごろには、運営が公式Xを通じて現状説明を投稿。その中で、サーバーダウンによってアクセスができなくなっていることや、復旧を行なっている旨が説明され、緊急時の問い合わせ先がアナウンスされた。

なお、本記事を執筆している4月18日(土)20時20分現在、「うぶごえ」公式サイトへのアクセスは復旧していない。

1
2
この記事どう思う?

この記事どう思う?

ゲームに関する最新記事

クラウドファンディング「うぶごえ」がアクセス不可に 支援金未払いで告発も相次ぐ

クラウドファンディング「うぶごえ」がアクセス不可に 支援金未払いで告発も相次ぐ

支援金の未払いが問題となっているクラウドファンディングサービス「うぶごえ」のサービスサイトが、4月15日頃よりアクセスすることができなくなっている。同サイトにアクセスすると「このサイトにアクセスできません」「アクセスしようとしているサイトを見つけられま...

kai-you.net
ゲームシステムは著作権で守られない? クリエイターなら知っておきたい「特許」を弁護士が解説 Premium

ゲームシステムは著作権で守られない? クリエイターなら知っておきたい「特許」を弁護士が解説

パクリやトレース、著作権侵害、テクノロジーへの対応など、ポップカルチャーに関する法律的な問題が注目される機会は増え続けている。そこで芸術活動を支援する法律事務所として知られる「骨董通り法律事務所」に所属する寺内康介弁護士の協力のもと、「ポップカルチ...

premium.kai-you.net

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。