VTuberグループ・ぶいすぽっ!が、所属タレント・花芽なずなさんへの誹謗中傷について、加害者の特定から訴訟、勝訴判決、損害賠償の全額回収に至ったと発表した。
グループを運営する株式会社バーチャルエンターテイメントによれば、誹謗中傷は「当て字」や「伏せ字」を利用した場合でも、責任は免れないと改めて強調している。
「当て字」「伏せ字」でも責任は免れないと強調
今回の報告では、SNS上で花芽なずなさんについて、社会的評価や人格的尊厳を侵害する投稿を行っていた人物を、発信者情報開示請求により特定したと説明。
その後、当該人物との交渉を行ったものの、十分な謝罪や示談条件が得られなかったため、東京地方裁判所に損害賠償請求訴訟を提起。
結果として勝訴判決を得て、認定された損害金についても遅延損害金を含めて全額回収に成功したという。
発表によれば、加害者は誹謗中傷した人物の名前や内容を直接的には書かずに「当て字」を使用。
委員会は今回の勝訴判決を踏まえて、文脈や前後の投稿、ハッシュタグなどから対象や内容が合理的に推認できる場合、「当て字」や「伏せ字」であっても責任は免れないと改めて呼びかけている。
ぶいすぽっ!が継続する誹謗中傷対策委員会の活動
ぶいすぽっ!はこれまでも、誹謗中傷対策委員会の活動を継続的に報告してきた。
2025年10月に公開された報告では、1年間で31件の発信者情報開示請求を実施。
「5ちゃんねる」や「好き嫌い.com」といった匿名掲示板も対象として明示し、示談や削除対応、損害賠償請求などの取り組みを進めていることを明らかにしている。
また2026年2月には、性的イラストの制作/販売による著作権侵害案件において、投稿者を特定し示談が成立したことも報告。誹謗中傷に限らず、権利侵害全般へと対応範囲を広げている。
今回の発表でも、複数の類似案件について裁判や交渉を並行して進めていると説明。今後も損害賠償請求や刑事手続を含めて対応を継続するとしている。
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