5人組アイドルグループ・嵐のメンバーになりすましたSNSアカウントが、3月30日・31日(火)に相次いで謝罪文を発表。自身がメンバー本人や事務所などとは一切関係がないことを認めると共に、発表へと至った経緯を説明した。
謝罪文によると、今回の発表のきっかけとなったのは、5人が設立した株式会社嵐および、グループとしてエージェント契約を締結しているSTARTO ENTERTAINMENT(以下STARTO社)が行った発信者情報開示請求。
両社は、手続きによってなりすましアカウントを運営していた個人を特定。現在は、代理人弁護士とアカウント運営者の間で、被害回復と和解に向けた協議が行われているという。
なお、当該のアカウントは、謝罪文の掲載から1週間程度を目安として、完全に削除される。
開示請求を通してなりすましアカウントの運営者を特定
STARTO社も3月31日、公式サイトでなりすましアカウントの一部が、コンサート当日に無料配信をうたい、クレジットカード情報の入力をうながす詐欺サイトへ誘導を行っていた旨を報告。
その上で「このようななりすまし行為は、ファンの皆様に財産的損害を生じさせうる詐欺行為に該当する可能性があるだけでなく、当社契約タレントの人格権を著しく侵害する行為であり、当社としても看過できないものと考えております」と糾弾した。
STARTO社では具体的な対策として、2025年5月以降、複数回にわたってXを運営するX Corp.に対し、合計73のなりすましアカウントを対象とした発信者情報開示命令を取得してきたという
また、開示された情報をもとに国内の通信会社に対する発信者情報開示請求等を行った結果、日本国内から運営されているなりすましアカウントの相当数について運営者を特定するに至ったとしている。
株式会社嵐の代表も成果を報告「今後も厳正かつ適切な法的対応を」
STARTO社は今後について「なりすましアカウント等の権利侵害に対し、法的手続を含む対応を講じていく所存です」とコメント。
「ファンの皆さまが悪質な被害に遭われることを防ぐとともに、当社契約タレントが人格権をはじめとするいかなる権利も脅かされることなく安心して芸能活動に専念できるよう」継続的に対応していくと説明した。
また、株式会社嵐の代表取締役をつとめる四宮隆史さんも、自身のXを通じて今回の成果を報告。
それによると「なりすましアカウントに限らず、『嵐』及び『嵐』メンバー並びに『嵐』ファンの方々への違法行為を繰り返す不正なアカウントに対して、今後も厳正かつ適切な法的対応を行っていく所存です」と説明している。
VTuber業界でも、嫌がらせを行った人物への法的対応の報告が続く
SNS上の嫌がらせを巡っては、芸能事務所だけでなく、ストリーマーやVTuberなど、様々な領域で対策が進められている。
3月31日には、VTuberグループ・にじさんじを運営するANYCOLOR社も成果を報告。所属VTuberのアルス・アルマルさんへ、ライブ配信中にいわゆる「荒らし行為」を行った人物に対し、発信者情報開示請求が認められたことを明かしている。
VTuber業界ではほかにも、ホロライブを運営するカバー社が1月に、タレントのサインを偽造した人物を特定し、謝罪や損害賠償金の支払いなどを条件に示談が成立した旨を報告している。
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