支援金の未払いが問題となっているクラウドファンディングサービス「うぶごえ」のサービスサイトが、4月15日頃よりアクセスすることができなくなっている。
同サイトにアクセスすると「このサイトにアクセスできません」「アクセスしようとしているサイトを見つけられません」などの文言が表示される状態に。
本サービスの利用者をはじめ、SNSでは動揺の声が広がっている。
※追記あり
支援金未払い問題が表面化したクラウドファンディングサービス「うぶごえ」
「うぶごえ」は、掲載者手数料0%、調達資金100%活用を謳うクラウドファンディングプラットフォーム。ゲームやアニメ、音楽等に関するエンターテイメント領域のプロジェクトが多く掲載されてきた。
運営のうぶごえ株式会社は2020年9月に設立。代表取締役社長の岡田一男さんは、クラウドファンディングサービス「CAMPFIRE」の運営会社の元執行役員であり、営業部門および広報部門の統括をつとめていた経歴がある。
「うぶごえ」支援金の未払い問題が表面化したのは3月末。
新作ゲームの制作に向けて、同サービスを利用したゲームデザイナー・イシイジロウさんが、総額約5475万円を調達したにも関わらず、約2775万円が「うぶごえ」から支払われていないと告発。
これに端を発し、「うぶごえ」上で実施されていた別のプロジェクトに関しても、入金遅延などのトラブルが起きていたことが相次いで表面化することとなった。
本騒動により、クラウドファンディングというサービス形態自体を不安視する声も続出。4月1日には業界大手のCAMPFIREが、支援金の管理体制に関する声明を発表する事態となっている。
「サイト閉鎖?」と疑念が増大 運営会社の声明はなし
「うぶごえ」の支援金未払い問題が表面化して半月が経ってもなお、現時点で本件に関する運営会社からの声明は一切ない。
そんな中、「うぶごえ」の公式サイトへのアクセスが不可能に。サーバー障害等の可能性もあるが、利用者の間では「サービスが閉鎖したのではないか」という疑念が増大している。
なお、Google Chromeなどで「うぶごえ」の公式サイトにアクセスすると、「DNS_PROBE_FINISHED_NXDOMAIN」というエラーコードが表示される。
「DNS_PROBE_FINISHED_NXDOMAIN」と表示される「うぶごえ」公式サイト/画像はスクリーンショット
これは、DNS(Domain Name System、ドメインネームシステム)の問題によって引き起こされるエラー。ドメインに利用制限がかけられていたり、有効期限切れになった場合に表示される。
サービスサイトにアクセスできないことに関する声明も現時点では行われていない。
【4月16日17時追記】運営会社「サーバーがダウンしております」
4月16日15時ごろ、本件に関して「うぶごえ」の公式Xが更新された(外部リンク)。
運営会社は、サイトのアクセスが不能になっている理由について、サーバーダウンによるものだと説明。また、それに伴い、運営会社宛にもメールが届かなくなっているという。
ポストの中で、運営会社は「ただ今復旧中です。ご不便お掛けしますがもう少しお待ちください」とコメント。また、緊急時の問い合わせ先を案内している。
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