K-POPグループ・NewJeansの所属事務所・ADOR復帰を受け、元代表のミン・ヒジンさんが11月13日(木)、韓国の日刊新聞・ハンギョレ新聞に声明を発表した。
長期化していた専属契約を巡る係争を経て、NewJeansは11月12日、メンバー全員が所属事務所・ADORへ復帰することを発表。
これを受けて、ハンギョレ新聞がミン・ヒジンさんに問い合わせを実施。ミン・ヒジンさんがそれに応え、声明文を送付した(外部リンク)。
ミン・ヒジンさんは「その選択を尊重し支持します」とコメントを寄せているという。
ADORとの専属契約解除が訴訟に発展したNewJeans
NewJeansは、2022年7月に韓国の大手芸能事務所・HYBE傘下のADORからデビュー。「Ditto」「Super Shy」「OMG」などの楽曲で知られている。
2024年4月、当時NewJeansのプロデューサーをつとめていたミン・ヒジンさんが、ADORの経営権を奪取しようとしたとHYBE側が主張。その結果、ミン・ヒジンさんはADORの代表取締役を解任された。
これに対してNewJeansのメンバー5名は、HYBE側にミン・ヒジンさんの復帰を要求。また、HYBE側から不当な扱いを受けたとして、同年11月にADORとの専属契約を解除すると明らかにしていた。
韓国司法は専属契約を有効と判断 メンバー5名全員がADORへ復帰
専属契約をめぐる争いは訴訟に発展。10月30日には韓国・ソウル中央地方法院が、専属契約を「有効である」とする判断を下している。
ソウル中央地方法院はNewJeans側の契約解除通知を無効として、ADORが引き続きマネジメントを行う権利を有すると認定。
NewJeans側は当初、ADORの勝訴に控訴する意向を表明していたが、一転して11月12日、ADORへの復帰を全メンバーが発表していた。
ミン・ヒジン「どんな状況でもNewJeansは5人として完全に守らなければならない」
現在、HYBE側と260億ウォン規模の株式訴訟で係争中のミン・ヒジンさんは、今回の声明で「メンバーが一緒に復帰することにした決定は、深い悩みと会話を経て下した選択でしょう」とコメント。
ミン・ヒジンさん
さらに「私はどこでも新しくはじめることができる。しかし、どんな状況でもNewJeansは5人として完全に守らなければならないと思う」と、5人グループとしての活動を継続することの重要性を語った。
その上で、ミン・ヒジンさんとHYBE間との訴訟は「NewJeansと全く関係のない別個の訴訟」であると強調。
「個人としてできる最善を尽くして取り組んでいるので、真実が究明されることを願っています」と意向を示した。
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