「サバイバルクラフト」は手触り良好 だけどコンテンツ不足かも?
「ホロアース」の大きな特徴として、『マインクラフト』や『Ark: Survival Evolved』のようなサバイバルクラフトゲームモードである「シミュレーションルーム」が内蔵されています。
剣を握ってモンスターと戦うこともできます/筆者撮影
ゲームの基本的な流れは、飢えや喉の乾きなどを満たしつつ、木や石からの採掘や、敵の討伐で資材を集め、装備やクラフト設備のアップグレード、そして拠点となる建物の建築を重ねていく、というもの。
また、採集や敵の討伐で経験値を得て、レベルアップを行うことで、クラフトできるアイテムを増やすことができます。クラフトアイテムのレシピ獲得の流れは、ホロライブ所属タレントの間でも流行した『Ark: Survival Evolved』を思わせます。
レベルに応じて、ポイントで開放できるクラフトレシピが増える/筆者撮影
クラフトまわりの手触りは比較的良好。一方で、戦闘システムはかなり大味。基本的にできることは攻撃のみで、回避アクションはなし。敵も意外と強いので、装備をしっかり充実させないと一瞬で倒されてしまいます。
そしてコンテンツ量は少なく、建築とレベル上げが一通り完了してしまうと、現状やることはほぼなし。
おだやかなBGMを聴きながら、作業としてクラフトなどをするにはちょうどいい……のかもしれません。
「マイスペース」はサンドボックスとして悠長か?
シミュレーションルームの派生として、サンドボックス要素をより強めた「マイスペース」というモードも用意されています。
ただし、双方の進捗状況は共有されないため、こちらは別個レベル上げなどを行う必要があります。
敵は出てこないものの、飢え/乾きの概念は健在。両方をほぼ満タンにするお助けアイテムが大量に支給されていますが、都度食事を取らないといけないのはやや面倒です。
3時間ほどプレイして、進捗は道半ばな感触/筆者撮影
そして、資材は時間経過でリポップする木や岩から採集する以外に、入手方法はなし。資材集めとクラフトを延々と繰り返すことになるため、いわゆる作業ゲーの雰囲気がより色濃くなっています。
このモードで作った建築物は、他のユーザーを招くことができます。先日訪問したときのそらさんのように、ホロライブ所属VTuberも訪問の対象となります。
よって、誰かを招く際には事前準備が必須ですが、一通りの土台が整うまでには半日はかかりそうです。サンドボックスゲームとして見ると、いささか立ち上がりは悠長でしょうか。

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