VTuber事務所・ホロライブプロダクションを運営するカバー株式会社が12月4日(木)、同社および所属タレントへの権利侵害行為に関して、行為者との間で示談が成立したと発表した。
カバー社によると、対象者は、著作物の無断使用や誹謗中傷などの行為を行っており、発信者情報開示により個人が特定されたという。
カバー社、開示請求から個人を特定し損害賠償金の支払いで合意
カバー社によると、対象者は同社の許諾なく著作物を使用し、「所属タレントの健全な活動を妨げる行為」を行っていた。同社はその詳細について明らかにしてない。
裁判所が発信者情報開示請求を認めたことで個人の特定に至り、所属タレントへの過去の誹謗中傷行為(すでに多数削除)の存在も確認された。こうした経緯を踏まえ、対象者は以下に同意し、示談に至ったという。
自らの権利侵害行為に対する謝罪
関連SNSアカウントの削除
損害賠償金の支払い
今後カバー社や所属タレントに対し誹謗中傷行為を行わない誓約
類似行為発生時の違約金支払い
SNSにはカバー社に向けた謝罪文を投稿するアカウントも
今回の声明でカバー社は、現在も複数の法的手続きが進行しており、2026年1月頃に対応状況を公表すると説明。
声明の末尾でカバー社は、所属タレントが安心して活動でき、ファンが心からコンテンツを楽しめるよう、厳格な対応を継続するとしている。
なお、X上ではカバー社の発表と同日、同社や所属タレントなどに向けて謝罪文を投稿したアカウントが存在。ただし、今回のカバー社の発表との関連性は明らかではない。
相次ぐ誹謗中傷行為と各タレント事務所の対応
近年、ネットを中心に活躍するタレントやインフルエンサーへの誹謗中傷行為と、それに対しての事務所の対応が相次いでいる。
エンタメユニット・すとぷりを運営する株式会社STPRは11月、クリエイターに対する迷惑行為を繰り返した10代男性に対し、損害賠償請求を行い150万円で和解が成立したと発表。
VTuberグループ・にじさんじを運営するANYCOLOR社も10月、甲斐田晴さんを中心とした所属ライバーへ、荒らし行為/危害予告などを行った人物に意識調査を実施し、その結果の書面を公開している。
カバー社も10月、赤井はあとさんの休養に際して「他のタレントに対して、情報の恣意的な拡大解釈や切り取り、憶測からの攻撃的な言動や誹謗中傷などが行われている」と説明。法的措置を含めた断固たる措置を講じると警告している。
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