ホロスターズのVTuber・奏手イヅルさんの手料理が美味しそうすぎる! 自炊しなきゃ……!
プロゲーミングチーム・Crazy Raccoonが、ゲームコミュニティ・VAULTROOMの協力を得て、ゲーム『Grand Theft Auto V(グランド・セフト・オートV)』を利用して開催中のストリーマーサーバー「MadTown GTA」。
配信者たちによる犯罪行為や、キャバクラでの会話劇、ライブ、格闘技イベントなど楽しい企画が目白押しだったこのイベントも、6月29日(日)で終了します。
そんなサーバーの主役はギャングだけではありません。参加者全員が主役と言っても過言ではないストリーマーサーバー。というわけで、今回はホロスターズのVTuber・奏手イヅルさんの活躍に注目します。
「MadTown GTA」で手料理を振る舞う奏手イヅルさん/画像はYouTubeのスクリーンショット
弾き語り配信も魅力のホロスターズ1期生・奏手イヅル
奏手イヅルさんは、ホロライブプロダクションが展開する男性VTuberグループ・ホロスターズの1期生として2019年にデビュー。
歌うこと、ギターを弾くことが得意な弾き語り系VTuberを名乗り、チャンネル登録者数は24.8万人を数えます。
奏手イヅルさん
ゲーム配信などでも活躍しつつ、柔らかくも芯のあるハスキーボイスを活かした弾き語り配信や「歌ってみた」動画でファンの心をつかんでいます。
どこか気怠げでクールな佇まいながら、暮らしの細部にまで気を配るような生活者のまなざしと、誠実なコミュニケーションが魅力です。
「MadTown GTA」では“自炊”を再現 奏手イヅルの飲食店経営
奏手イヅルさんは「MadTown GTA」に2日目から参加。ギャングや救急隊など様々な職業があるなか、参加初日から飲食店の経営をスタートしました。
飲食店では、アイテム名や説明文、さらにアイコンの画像に至るまで、販売するメニューを自分でつくることができます。
初日は自由なアイデアで商品を用意していた奏手イヅルさん。2日目にはユニークなこだわりを持って飲食店経営に臨みます。
それは、自分がその日に自炊したメニューをそのままゲーム内で販売するということ。アイコンも写真そのまま。そしてそのメニューのなんとも美味しそうなこと! 思わずお腹が空いて、「自炊しよう」という気分になります。
「自炊してない日は営業しない」奏手イヅルのこだわりすぎる飲食店
奏手イヅルさんのこだわりで特に面白いのは、自炊しなかった日は「MadTown GTA」でも開店しないという自分ルール。従業員として雇う他の参加者にもこのルールを徹底します。
他の飲食店が気の利いたネーミングやかわいらしいイラストの商品を売り出すなか、一本筋の通ったあまりにも硬派なストロングスタイル。
奏手イヅルさんの料理の腕前があるこそできる独自路線に、アイテムを買いに来る参加者の会話も、他とは違う落ち着いた方向に転がっていきます。この会話が心地良いったらありません。
深夜帯のライブ配信だから余計にお腹が空くんだ……。/画像はYouTubeのスクリーンショット
それにしても料理へのこだわりがすごい。
「豆アジの唐揚げ」は紙皿に載せて、切ったレモンまで添えられます。あと写真もいいですよね。
ギャングが跋扈する世界で、銃を使わず惹きつける奏手イヅルの存在感
ギャングが犯罪を起こし、医師や警察がそれに対応するという『グランド・セフト・オートV』。
飲食店は餓死のシステムが存在する以上、ゲームプレイに必要なインフラですが、少し地味な役回りでもあります。
操作キャラの見た目は謎に渋い/画像はYouTubeのスクリーンショット
販売する商品のフレーバーテキストなどは差を付けられる要素ではありますが、一度面白いアイデアをテキストやアイコンに貼り付けてもすぐに見慣れてしまいます。
しかし、日替わりで、面白さでなくその腕前で人を惹きつけられる奏手イヅルさんの飲食店は、独特の魅力を放っていました。
前述した通り「MadTown GTA」は6月29日まで。終了後には、オフラインでお疲れ様料理会を開こうと参加者と話していた奏手イヅルさん。終わったあとも、“自炊”の余韻はしばらく続きそうです。

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