ストリーマー・k4senさんが4月4日(金)から10日(木)にかけて、ゲーム『Project Zomboid』の配信者イベントを開催している。
同作は、ゾンビがはびこる世界で、できるだけ長く生存することを目指すサバイバルゲーム。
今回のイベントでは、生存者があまりにも少なくなった場合は仕切り直しとなる。記事執筆現在(4月8日正午)では、全5シーズンが行われている。
今回のイベントでは、主催のk4senさん以外は死んでも再参加できないようにルールを設定。参加者はできるだけ長く配信を続けるべく、全力で生存を目指すこととなる。
高難易度のサバイバルゲーム『Project Zomboid』
『Project Zomboid』は、イギリスとカナダのクリエイターが集まったスタジオ・The Indie Stoneが開発するゲームタイトルだ。
2013年にリリースされ、現在まで早期アクセスとして開発が進められている。
ゲーム開始時に表示される「これはあなたが如何にして死ぬかの物語である」というメッセージが示すように、ゴールのようなものは設けられておらず、いずれ来る死に抗いながら、どこまで生存できるかを目指していく。
本作は非常にシビアな難易度であることも知られており、ゾンビの脅威以外にも、飢えや水不足などとも戦っていかなければならない。さらに、ゾンビに負わされた傷が原因で死んだプレイヤーはゾンビとなってしまう。
そのため、みんなで共同戦線を張っていたら運悪く1人がゾンビ化してしまい、一瞬で全滅するといったことも起こりうる。
そんな極限状態の中で、人は助け合うことはできるのか……?
なお、今回の企画でシーズン1の最後の生き残りとなったれりゅうむさんは、k4senさんに生存のコツを聞かれ「他人に食料を渡さないことです」「本当に戦争なんで」と答えている。
『Project Zomboid』初心者や未経験者が100人以上参加
そんな高難易度なゲームであるにも関わらず、今回のk4senさんの企画は、初心者や未経験者を集めたという点も面白いポイントだ。
応募フォームが公開されており、フォロワー数1000人以上なら誰でも応募することができる。
死んだら戻ってこられないという緊張感があるため、初心者たちがゾンビに襲われ上げる悲鳴の一つをとっても、そこには魂がこもっている。
参加者たちが逃げ回り、時に決死の覚悟でゾンビに立ち向かう姿は、まるでゾンビものの映画を見ているように感じられる。
そんな今回の企画には、k4senさんが主催する『League of Legends』のカスタムマッチに参加している史門さんやアーサーさん、グラニットさん、SengokuGaming所属の大御所にゅん子さんらに加え、「VCRGTA3」にサポートとして携わっていたおなつのにびたしさんらが参加。
また、VOMS所属の羽渦ミウネルさん、サンリオとClaN Entertainmentが手掛けるVTuberプロジェクト・にゃんたじあ!所属の若魔雲ふわりさん、VShojoのVTuberグループ・NOVA所属の柚鳥ペケさんなど、これまでk4senさんとの接点がなかった面々も参加している。
配信者達は如何にして死んだのか? 死に様で魅せる人間ドラマ
今回のk4senさんの企画は、マルチプレイ用の特設サーバーを用いて行われている。
ゲームが開始すると、ワールド中のランダムな場所に降り立つこととなる。場合によってはゾンビの群れの近くでゲームが開始してしまうこともあり、中には開始数分であえなく死亡してしまう人も……。
また、誰とも巡り合えないまま2時間近くさまよい続けた人や、ずっと一緒に生き残ってきた相棒がゾンビになってしまい、自分も食い殺されてしまったという人もいる。
初対面の人も多い中、共に生きるのか、見捨てるのか──様々なドラマが繰り広げられてるイベントとなっている。

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