VTuberグループ・hololive DEV_ISに所属する儒烏風亭らでんさんと、哲学研究者・山野弘樹さんのコラボ配信が、8月31日(土)21時から行われる。
山野弘樹さんはXでコラボ配信を告知すると共に、「『哲学ってどういうもの?』という話を、一哲学研究者の視点からお話しさせていただければと思います」と投稿。
著作である『VTuberの哲学』と、編著者をつとめた『VTuber学』の執筆時の「裏話もお話しするかもしれません」と投稿している。
ホロライブの特異点──儒烏風亭らでんとは?
儒烏風亭らでんさんは、ホロライブプロダクション傘下のVTuberグループ・hololiveDEV_ISから、2023年9月にデビューしたVTuber。
同グループ内のユニット・ReGLOSSのメンバーとして活動している。
喫煙者であることを公言しており、配信中に飲酒することも珍しくなく、アイドル色の強いホロライブ内において、異色の存在としてデビュー時から話題に。
さらにポップカルチャーから文芸や美術においてまで、幅広い知識を有する点でも反響を呼んだ。
また、学芸員の資格を持っていることも手伝ってか、箱根ガラスの森美術館で開催中の特別企画展では音声ガイドを担当している。
“VTuberの哲学”を研究してきた第一人者、山野弘樹
山野弘樹さんは、東京大学大学院の総合文化研究科に所属する研究者。現代フランス哲学を代表する哲学者の1人、ポール・リクールさんの研究を専門としている。
VTuberを哲学的に読み解く“VTuberの哲学”に取り組んできた第一人者で、分析哲学の専門誌『フィルカル』にVTuberの哲学論文を複数寄稿。
3月にはVTuberを対象とした哲学書『VTuberの哲学』を刊行した(2度の重版が決定している)。
7月には、岡本健さんと吉川慧さんと共に編著者として携わった『VTuber学』の刊行を予定。本書は刊行前の段階で増刷が決定するなど注目を集めている。
この記事どう思う?
関連リンク
0件のコメント