数々のビッグイベントが整えたヒットへの土壌
とはいえ、直近の新規ユーザー流入については、スタンミさん以前にもいくつかの要素が絡んでいるように思える。
まず、2024年の「VRChat」では初頭からビッグイベントが続いている。
その一例が、2月から3月開催のサンリオ主催イベント「SANRIO Virtual Festival 2024」と、3月から4月開催のTBS主催音楽ライブイベント「META=KNOT 2024 in AKASAKA BLITZ」だ。
特に「META=KNOT」には、VTuberの名取さなさんや、春猿火さん、幸祜さんといった「KAMITSUBAKI STUDIO」に所属するバーチャルアーティストが出演。
最終週の公演は、「VRChat」内だけで3000人もの参加者が集まる盛況ぶりを見せた。
このタイミングで、これまで「VRChat」にいなかった人の関心がある程度高まっていた可能性もあるだろう。
まだまだ「VRChat」の勢いは止まらなそう
また、7月16日から7月17日にかけて(奇しくも、スタンミのVRChat配信が大きく盛り上がったタイミングだ)、VRヘッドセット『Meta Quest 3』のセールが実施されたことも無視できない。
2023年発売の最新機種が15%オフの63800円(税込)で販売されているのを見て、意を決してVRデビューに至った人も少なくないだろう。
なお、3月には旧世代機の「Meta Quest 2」が31900円に値下げされており、ここからエントリーした人も一定数存在すると思われる。
いい具合に「VRChat」そのものが注目され始め、デバイスも手に取りやすくなったタイミングで、満を持して現れたビッグネームがスタンミさんだった、という解釈ができるだろう。
なお、現在はスタンミさんだけでなく、ストリーマーのやみえんさんも「VRChat」上での企画を計画している。
今後新たな配信者の参入が予想される。ストリーマーやVTuberが遊び、交流する場として(そして彼らと遭遇できる場所として)、「VRChat」を訪れる人はまだしばらく増え続けるだろう。
この記事どう思う?
関連リンク
2件のコメント
匿名ハッコウくん(ID:10529)
うっひょー!!
匿名ハッコウくん(ID:10528)
ストロバかわいい~
(((*≧艸≦)ププッ