初音ミク×アクションゲームが「ボカコレ」席巻 “遊べるMV”の発想に脱帽

初音ミク×アクションゲームが「ボカコレ」席巻 “遊べるMV”の発想に脱帽
初音ミク×アクションゲームが「ボカコレ」席巻 “遊べるMV”の発想に脱帽

かかこさんによるゲーム「バック・グラウンド・メモリー」ゲーム画面(ゲームのグラフィックは、カーシン(@sakusan_kc)さんが担当)/以下、画像はゲーム画面のスクリーンショット

ボーカロイド(VOCALOID)文化の祭典「The VOCALOID Collection ~2023 Summer~」(通称・ボカコレ夏)が、8月4日から7日まで開催されています。

数多くのボカロ曲がニコニコ動画に投稿される中、初音ミクの曲を聴きながらゲームができるという新感覚の作品が話題となりました。

タイトルは「バック・グラウンド・メモリー」。本楽曲は執筆現在、ボカロPデビューしてから2年以内のユーザー限定の「ボカコレルーキーランキング」(外部リンク)で、1位に輝いています。

遊べるMV&ファミコンアレンジが特徴のかかこ

かかこさんによる遊べるMV「スペースバニー / 初音ミク」
「バック・グラウンド・メモリー」を投稿したのは、音楽やゲームを制作しているマルチクリエイターのかかこさん。

かかこさんは、以前にもゲームと楽曲を組み合わせた“遊べるMV”を発表しており、ボカロ曲以外にもゲーム『星のカービィ』シリーズのBGMをファミコン風にアレンジした二次創作を投稿しています。

かかこさんが発表したボカロ曲としては4曲目に当たる「バック・グラウンド・メモリー」は、ファミコン風の音源でつくられた、疾走感の強い爽快な曲調の楽曲。

ゲームのBGM(バック・グラウンド・ミュージック)にかかる楽曲であることが想定されているのか、“あるく とぶ はしる フシギなボタン押して”など、ゲームのコマンドを彷彿とさせる歌詞が特徴的です。

「バック・グラウンド・メモリー」ステージ選択画面。ドット絵の初音ミクが可愛い/

「バック・グラウンド・メモリー」ゲームのつくり込みがすごい!

実際に筆者もプレイ。記事の執筆そっちのけで楽しんでしまいました。

「バック・グラウンド・メモリー」の“遊べるMV”は、横スクロール形式のアクションゲーム。プレイヤーの操作はジャンプ(2段)とダッシュのみ。複雑な操作がないので、直感的に遊べます。

一見シンプルながらも、ドット絵でつくられたゲーム画面に、背景やステージの構成、敵キャラの配置もこだわっているのが伝わってきますね。

ゲームには、初音ミクの定番アイテム・ネギも配置されています。

綺麗な夕焼けをバックにしたステージも登場します。

そしてなんと言っても、ゲームと楽曲の相性が良すぎる。

ゲーム性と曲調のマッチはもちろん、ゲーム中でサビのタイミングに合わせて操作キャラクターが大きくジャンプしたりと、楽曲とゲーム両方を最大限に楽しませるための工夫がたくさん盛り込まれています。

ステージは全部で4つ。最終ステージをクリアすると、ボーナスでおまけが現れるようです。楽曲の魅力を最大限に引き出すためにも、ぜひゲームをプレイしてみてください。

ゲーム「バック・グラウンド・メモリー」をプレイする
この記事どう思う?

この記事どう思う?

VOCALOIDの文化はまだまだ盛り上がる!

関連キーフレーズ

0件のコメント

※非ログインユーザーのコメントは編集部の承認を経て掲載されます。

※コメントの投稿前には利用規約の確認をお願いします。