手塚治虫『火の鳥』STUDIO4°Cが劇場アニメ化 Disney+版とは異なる最後に

手塚治虫『火の鳥』STUDIO4°Cが劇場アニメ化 Disney+版とは異なる最後に
手塚治虫『火の鳥』STUDIO4°Cが劇場アニメ化 Disney+版とは異なる最後に

アニメ映画『火の鳥 エデンの花』ティザービジュアル。11月3日から新宿バルト9ほか全国で公開

手塚治虫さんによる伝説的な漫画『火の鳥』の「望郷編」が、新作アニメーションとして映画化される。

制作はアニメーションスタジオのSTUDIO4°C

発表に合わせて、声優キャストと特報映像、映画版ティザービジュアルが解禁。

主人公のロミを宮沢りえさん、ロミの恋人のジョージに窪塚洋介さん、心優しい少年・コムを吉田帆乃華さん、宇宙のよろず屋・ズダーバンをイッセー尾形さんが担当する。

エンディングが異なる映画版と配信版が制作中

映画『火の鳥 エデンの花』と、ディズニープラスで配信される『火の鳥 エデンの宙』に出演する声優キャスト

『火の鳥』の「望郷編」の新作アニメーションは、今回発表された映画版と、すでに発表されていた配信版の2つがSTUDIO4°Cにより制作されており、エンディングが異なる。

映画版のタイトルは『火の鳥 エデンの花』。全国の劇場で11月3日(祝・金)に公開される。

今回公開された映画『火の鳥 エデンの花』のティザービジュアルでは、舞台となる惑星・エデン17を背景に、主人公のロミと大きな翼を広げる火の鳥の姿と共に、「あなたは、生きなさい。」というメッセージが添えられている。

同じく公開された特報映像では、主人公のロミやジョージ、コムやズダーバンなど個性的なキャラクターと、荘厳に舞う火の鳥の姿が確認できる。壮大な冒険物語や宇宙を舞台にしたスケールの大きな映像に期待が高まる。
11.3公開『火の鳥 エデンの花』特報
また、ディズニープラスでの配信版のタイトルは『PHOENIX:EDEN17』として発表されていたが、邦題がこの度『火の鳥 エデンの宙』に決定。

さらに、9月13日(水)からディズニープラスで世界独占配信されることも決まった(中国本土を除く)。
『PHOENIX:EDEN17』(邦題『火の鳥 エデンの宙』)の特別映像

手塚治虫の代表作『火の鳥』に現代的なアレンジを施しアニメ化

『火の鳥』は漫画の神様と称される手塚治虫さんの代表作。全12編の中の1つで、地球と宇宙の未来を描いた「望郷編」が初めてアニメーション映画化される。

STUDIO4°Cは7年の制作期間をかけて、この作品を完成させた。

監督は、アニメーション映画『鉄コン筋クリート』のキャラクターデザイン、総作画監督など、独自の作風で知られる西見祥示郎さん。手塚治虫さんの原作に現代的なアレンジを施し、アニメーションならではの魅力を詰め込んだ作品世界を構築している。

また、キャラクターデザイン・総作画監督の西田達三さんや美術監督の木村真二さんなど、STUDIO4°Cのスタッフ陣も参加。

音楽は多くの劇伴を手掛けてきた作曲家の村松崇継さんが担当。壮大なスケール感と詩情を持つ音楽にも注目したい。

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